#推し短歌 3度目の挑戦です。
忘れられぬ歌人、いや女性がいる。北の孤高、中城ふみ子である。
短歌に馴染みのない方は上記をご参照いただきたい。中城について多くを語ることは、中城ふみ子研究家の手に委ねたく思うのだ。
中城ふみ子歿年1954年には存在すらしていない私が中城に近づくために、中城と同じ凍土に生きたひとりの評論家、その論文集を手掛かりとしたい。
菱川善夫の遺した言葉を胸に、中城ふみ子という女を病魔と闘った人という先入観から解放し、歌を引用、その返歌を歌いたい。
ふみ子さん。凍土の地に生まれ凍土の上で生き、恐らくは凍土にて息絶えるであろうあなたの知らぬ後輩が、僭越かつ分際を弁えず、歌を返します。
凍てつきし この地に生まれ半歳が
過ぎたるわれは いま燃えて立つ 春永睦月
氷華を咲かせましょう、亜寒帯に住むわたしたちは。立ちつくせば凍える、零下30度を知るわたくしは。
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