『早春の夜空に』シロクマ文芸部：お題「三月に」参加記事
小牧さん、お題をありがとうございます。貼付記事以下、参ります。
三月に入ると、寒い気候が少しだけ和らいでくる。頭上の星空は一足早く春の気配を纏う。「おおぐま」「うみへび」が冬の眠りから目覚め、蟹座･獅子座が夜空を彩る。
こんな光景が夜の空高く繰り広げられているのだろうか。わたしたちの目には見えない幻想的な光景に想いを馳せる。
「まだ夜は寒いから星空観察はハードそうだし。今度のお休み、プラネタリウムか天文台に行ってみない？」
夜のひととき、雅也にそう声を掛ける。
「そうだな。天文台の観望会に出かけてみるか。予約、まだ受け付けていたはずだから」
望遠鏡に導かれながら、早春の星空散歩も乙なものだろう。私は雅也の言葉に頷いた。ちょうど天文の一大イベント、惑星直列もある。それを見ることができたらいいなと思いながら。
ラスト、LeonardoAIにて生成した夜空です。
拙稿題名：早春の夜空に
総字数：383字
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
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