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私が属人化を避けたい最大の理由について

※タイトル画像と内容は関係ありません。せめてさわやかな画像を選ぼうかな・・と

属人化。見つけたら課題から問題解決して、解消したいなと思っています。
なぜか。
私自身が、属人化の権化のようになったことがあり、それが一つの原因になって休職したからです。

緊急事態宣言とともに入社したベンチャー企業(前職の話でiCAREではないです)は、新しい事業を始めたいので立ち上げメンバーになってほしいということだったのですが、コロナ禍だったからなのか、その事業がはじまらず、まず営業企画(マーケ)に投入されました。

当時の私は仕事に燃えていたので、「仕事はなんでもありがたい」「この会社の上場に貢献したい」「あの鐘を鳴らすのは私」というけなげな精神で研修期間からセミナー運営をゴリゴリ回し、入社3か月程度で「もうセミナーはまわるようになった」「企画と営業の車輪がハマってきたから」という理由で営業管理へ。

当時は営業のKPIは誰も管理しておらず、セールスフォースすら機能してなかったので、セールスフォースに商談を残すことやKPI管理することを徹底して、営業さんに数字を挙げてもらう。その行動管理も当時は私のキアコン(気合と根性)とスプレッドシートで成り立っていました(属人化①)

その間は、経営判断するための数字を把握しているのがほぼ私だけになり、偉い人から「数字どうなってる」みたいな質問が毎日のように夜中にとんできて、朝起きて一番初めにチャットに答えるのが日課に(属人化②)

そうこうしているうちに、偉い人と営業の間を取り持つのがなんとなく私の役割になり、新人営業の同行やら代理店開拓も私の仕事になり、
営業さんには営業活動に専念してもらうため、クレーム対応なども引き受け、新たなキャンペーンや商品が始まる時にも私がアサインされるようになり、いろいろな判断が集中するように(属人化③)
そうなるともう、有給とろうがなにしてようが、大事な連絡めっちゃきて、心休まる日などありません。せめて土日はと思うでしょうが、それすら特命が舞い込んでいきなり仕事になる。

さらにコロナ禍もあり、営業さんの代わりに出張して全国行脚したり、
手を離れたと思った仕事が、社員の退職やら休職に伴って戻ってきたりして、属人化の化け物のようになった私は、
常にギアをふかしっぱなしで仕事して、ある日「明日からすぐにでも休んだ方がいい」と家族のすすめでかかった病院でいわれたのでした。

「休みたい」と言ったときの偉い人の顔は忘れられません。
でも、属人化の権化がいきなりいなくなっても(結局1週間ひきつぎしましたけど)、会社はなんとか回るのです。

ただし。そんな風にならないのが理想で、誰でもできるようなわかるようなシンプルなフローやデータになってて、マニュアルがあって、メンバーが数日リフレッシュ休暇をとったとしても、残ったメンバーで仕事や事業を前進させられるのが理想だと思います。誰のプライベートも誰の好きなこともなるべく犠牲にしない仕組みづくりができたらいいな。

と、当時の記録が出てきたのでお焚き上げ兼ねて書いてみました。
前職がまだ組織もととのっていなかった頃の話で、いわゆるベンチャーあるあるなのかもしれませんが、属人化、できれば早期に撲滅していきたいですね。そこを整えるのに時間がかかったとしても、あとで人が増えた時に効いてくるよねと思っています。

iCAREでもデータやナレッジの持ち方はまだ属人的な部分があると感じますが、「解消していきたいよね」と前向きな雰囲気で、素敵だなと思っています。仕組み化が得意な方、ぜひいっしょに働きませんか~?
iCAREのいいところは、社内の仕組化もできるし、ポジションによってはクライアント企業の産業保健分野の仕組化にも貢献できるところだと思います。
カジュアル面談からでも歓迎ですので、是非下記リンクよりエントリーください。



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