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「そもそも」――書き仕事の日々 1

「そもそも、」で、書き始めてみたらどうだろう。

物書き『榛名しおり』がどうして生まれたのか、
最初の一歩が、どういうものだったのか、
どんな気持ちだったのか、
そして、それから二十何年か、どんなふうに仕事を続けてきたのか、
そんなこんなをあれこれ思い出すため、
「そもそも、」で、書き始めてみたら。

というのもね、今私がいるのは、明らかに「人生の転機」。

二十歳以下の子どもが、家の中のどこにもいなくなり、
(今まさに小さな子がおうちにいる皆さんには、きっと想像もつかないでしょう。
私も、小さな子がいる当時は、こんな家の中は、想像もできなかった)

そしてそして、
ハーレーおやじが、定年まで勤め上げてくれた。ヽ(^o^)丿
彼が長年待ち望んでいた、趣味三昧の、悠々自適な、怒濤の日々が、いよいよスタートする。
配偶者の私、いったいどうする?彼といっしょに遊びまわるのか?
それとも、もっと書きたいのか。
もし書きたいなら、いったい何を書きたい。何を書けばいい。何を書くべきだろう。

もう若くはないよ=残された時間は限られている。

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1,158字
2023年1月現在22記事(1記事平均1800文字程度)。書き仕事のヒント、執筆裏話などなど。

「榛名しおりはこんなふうに二十数年書き仕事してきました」を、かっこつけずオープンに。何かが、少しでも、どなたかの書き仕事のヒントになってく…

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