#68 別人

#短文雑記

他人から見ても、2年で別人になったのか、と思った今日。2018年に参加していたヴルカヌスというプログラムの渡航前の説明会で体験談を話してきた。

2020年に派遣される学生たち向けの15分ちょっとのプレゼンは、楽しくしゃべりすぎて時間オーバーしてしまった。
プレゼンが終わると面接官だった事務局方が、私ともう一人のプレゼンをすごく褒めてくださった。

「面接の時とは別人のようでした。こういう瞬間にこのプログラムやってて良かったなあと思います。」

・・・・・・

2年も前、しかも丸2日もの間大勢の学生の面接をしていたのに。(お世辞かもしれないけど)覚えててもらえたなんて嬉しかった。

ヨーロッパにいた間、東京からサポートしてくださったスタッフの方々もしかり。「大人っぽく素敵になりましたね。」と言ってくださった。
プレゼンや派遣生と話しているときに、同期の話をたくさんしたのだけど、二人とも大体誰だかわかるようで「顔が思い浮かびますねぇ」「あ、それは〇〇さんでしょ」なんて言っていた。

帰ってきた時こそ変化を実感していたけど、しばらく経って言われた「変わりましたね」は素直に嬉しかった。

(家族以外の)誰かを、自分が成長することで喜ばせることができる。自分の経験で、これからの生活がより楽しみになってくれる人がいる、というのは自分にとっても幸せなことだ。


前回の投稿では、「自分のため、関わる人のため、社会のためになる」ということについて書いたが、それは、もしかしたら今日みたいなことなのかもしれない、と気付けた日だった。

これから渡航する皆んなにとってもヨーロッパが特別な場所になればいいなぁ。

いってらっしゃい!


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