#100 【2020-08】3テーマ読書記録
「3テーマ読書記録」は、毎月1日に先月分の読書を振返ってみるというもの。バランスよく色んな本を読みたいので、1か月の間に以下3テーマの本を最低1冊ずつ読むようにしている。
#心を豊かにする読書
他人の人生を読書を通じて体験できる小説などの物語。
#暮らしを豊かにする読書
ミニマルに生きるためには、経済的に自立するためには?という自分自身が関心あること、そして日々の暮らしを豊かにするために読む本。
#世界を広げる読書
研究の幅を広げてくれる本、知的好奇心を刺激する本、歴史を知ることのできる本など。
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8月分の投稿は一週間遅れてしまった…なんか書けなかった、という理由なんだけど、今朝は起きた瞬間「なんか書けそう」と思ったのでこうして書いている。
国分寺での偶然の出会い
中央線、国分寺駅近くのカフェで偶然出会った本がある。友人とかき氷を食べにたまたま行ったそのカフェは、自由に本が読めることで有名だ。ただ、書店併設カフェのように新刊が読めるわけではない。むしろ古典と言われる文学や、まちづくりや植物の本、コーヒーやカフェ文化についての本などが多く、古本も置いてある。
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席が空くまでの待ち時間で目に止まったのが、『雑草が教えてくれた日本文化史』という本。柿渋を重ね塗りしたような色の木の本棚に、黄緑色っぽい背表紙が目立っていた。手にとってみると表紙の絵とタイトルに惹かれ、目次を見たらますます気になり、「一冊しかないしなぁ」と即購入した。
普段はKindleか、紙の本でも買うと決めたものをAmazonで検索して買うから、こんな風に本を買ったのは久しぶりだった。即買いしてしまったけど、面白そうという勘は当たったようで、まさに今知りたかったこと、知れて良かったことが詰まった本だった。
本や人との出会いって、自分から求めて動くことも多い。けれど私は、小さい頃から本当に重要で大切な出会いは、なぜかタイミングよく自分のところに相手から来てくれている気がする。引き寄せる何かを発していたんだろうか?なんの根拠もないけれど(笑)
ちなみに、8月に読んだ中でもかなり気に入っている『年収90万円でハッピーライフ』の舞台も同じ国分寺。8月は#国分寺 がキーワードだったのかもしれない。
今月読んだ本一覧
テーマ別に読んだ本をまとめました。
暮らしを豊かにする読書
東京郊外での楽しい隠居生活について書かれている。食べ物、着るもの、人間関係といった身の回りのものをどうやって選んでいるのか?著者の価値観は決して多数派ではないけれど、いいな、面白いなと思えるところがたくさんあった。自分に対して素直に生きる潔さみたなものを感じた。
恋人やパートナーに読んでもらいたい一冊。
仕事や研究、日々の生活で試してみたくなる工夫が色々出てきて面白い。
またこの本を読んだ事で、著者の石川さんの新刊、『フルライフ』をより理解できたと思う。
日頃からミニマリストの考えを聞いたり実践する機会が多い自分にとっては、そうだよな、と確認するように読み進められた。「ミニマリスト」はしっくりこないと言う人にもおすすめ。
心を豊かにする読書
登場人物がリアルに周りにいそうな感じがして、なんだかちょっと気持ち悪くなった。こういうザワザワ、モヤモヤ感のある小説、たまに読みたくなる。
これまで読んできた恋愛小説の中で、一番地味で大人しい主人公だった。そんな主人公にもどかしさを感じつつも最後まで読んだが、読み切ってもなおもどかしかった。
世界を広げる読書
国分寺のカフェで買った本。少し主題はずれるけれど、この本をもとに書いてみた↓
コメの生産・流通まつわる制度について知りたいと思って手に取ったが、かなり難しかった。
3テーマ読書アーカイブス
ブクログでは、紹介したタグをつけて本棚登録をしています → Harunaの本棚 - ブクログ
3テーマ読書のきっかけを話している音声投稿↓