拝啓 初めての彼氏に振られた1年前のわたしへ。

1年前のわたしへ。
あなたは今頃、初めてお付き合いをした彼氏との別れにたくさん涙していることでしょう。

別れという現実が来るまで、相手の中から自分への想いがなくなっていくことを感じ、なんとかして関係を修復しようと頑張っていたから、疲れてヘトヘトになっているよね。
別れた後の今ですら、「今この言葉をかけたら、謝って自分が変わったら、わたしの元に帰ってきてくれるんじゃないか。」なんて考えている。優しい言葉で断られると、まだ手が届きそうに思ってしまうからさ。ズルいよね。笑
でも残念だけど、別れた現実も相手の気持ちも、もう変わらない。

これからあなたは戻らない時間を思ってたくさん泣き、悲しむ道を通らなくてはならない。寝る前に「もう朝なんて来なくていい」と思いながら眠りについて、次の日朝が来たことに絶望するでしょう。自分のような人間はもう誰とも付き合えない、と自分のダメな部分にばっかり目がいって悲しくなるなるかもしれない。

でも大丈夫。
1年後にはあなたの心はとても元気になっていて、その時の彼よりももっともっと大好きな人と一緒にいる。一緒にいて心地よくて、安心できる人。
そして自分のこともずっと好きになっている。
今のあなたは仕事のことなんて考えられないくらい疲れてしまっているけれど、1年後には自分のキャリアについて前向きに考えて、行動できるようになっている。

今のあなたにそんなことを言っても、今という時が悲しいから何の励ましにもならないかもしれないけれど、それでも大丈夫と伝えたい。
だから今はただただゆっくり寝て、たくさん美味しいものを食べて、
自分がしたいことをしてください。
お疲れ様。よく頑張ったね。