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スージー・クーパーのある暮らし

前回の記事が私の記事の中では思いの外受けたので、今回は図に乗って私のささやかなコレクションをご紹介させていただきます。その前にお菓子缶が2缶増えました。

左はサブレが入っていたラ・トリニテーヌモネ缶(アマゾンで購入)
右はSOMPO美術館の「ゴッホと静物画」展で「アイリス」が缶のみ売っていたので購入(オランダ、ゴッホ美術館のミュージアムグッズで¥550)
モネ缶のサブレは、美味しかったが、糖質取りすぎに気をつけねば!もうすぐ始まるバレンタイン商戦には、要注意。

2002年にイギリスを旅行しました。ロンドン市内だけでなくコッツウォルズや湖水地方にも足を伸ばした思い出深い旅でした。この旅行ではスージーの食器を集めることが目的の一つでした。でもその何年か前に日本でブームになっていて、既に日本人に買い漁られていて、私には遅れてきたマイブームだったのでロンドンでスージーにお目にかかる事はありませんでした。
がっかりして帰ってきて東京の骨董市を巡るとあるわ、あるわ!ロンドンで買えなかった分、日本で取り返したというわけです。
ところで、スージー・クーパー(1902~1995)をご存知ないという方もいらっしゃると思うので簡単にご説明すると1920年代から1930年代に英国で一世を風靡した女性食器デザイナーであり、食器メーカーでもあります。
生涯に3800以上デザインしたと言われるデザイン数、世界中のマーケットに輸出して大成功を収めた大実業家でもありました。

カップ&ソーサー(カーナビーデイジー)
カップ&ソーサー(ディアブロ)
ミルクジャグ&ポット(グレーリーフ)
シュガーボウル(ドレスデンスプレイ)
フィッシュ皿(ガーデニア)直径20.5㎝、ディナー皿(どんぐり)直径23㎝、ケーキ皿(パトリシアローズ)直径15㎝
ディナー皿(プランタン)直径23㎝
お皿は軽くて、重ね易いので惜しげもなく普段使いしています。
食洗器に入れてじゃぶじゃぶ洗います。
ホットウォータージャグ(グレーリーフ)高さ14cm、紅茶が濃すぎた時に使うお湯差しです。
トースト立て&ミルクピッチャー
(ドレスデンスプレイ)
日本のトーストは分厚いので無理に押し込むと何度も割れてしまったのを継いで使っています。



これらは全て日本で購入しました。そして購入先の極め付きは、鎌倉市長谷にあるあんてぃーく遊民というお店。長谷寺の参道沿いにある小さな店舗の中がスージーで埋め尽くされて正に圧巻。スージーファンにはたまらないお店です。
ここのオーナーのスージー愛がまた半端なくて毎年送ってくださる絵葉書のデザインが一つとして被らないのには、感心してしまいます。20年以上に渡る遊民の絵葉書コレクションです。実はこれが一番お見せしたかったのでした。
オーナー様、お得意様とは言い難いお客に長年に渡り絵葉書をお送りくださりありがとうございました❣️

註:見出し画像について
右はアンティークではなく、今でも買えるスージーデザインのウェッジウッド社製コーヒーカップ&ソーサー(グレンミスト)
左はデンマーク、ロイヤルコペンハーゲン社製カップ&ソーサーです。
私が洋食器を集めている事を知った知人達によるプレゼントです。

絵葉書掲載につきましては、遊民のオーナーご夫妻からご快諾いただいています。

絵葉書最新作

                
                おまけ

最近購入したクライヴ・ボウエン作のスリップウェアの皿。スージーとは雰囲気がガラッと変わりますが、こういう民芸調も好きです。


終わり