父の鍋料理
毎日寒い日が続きますね。身体にこたえるような寒さの日には鍋料理が恋しくなります。8年前に91歳で亡くなった父の得意料理に中華鍋がありました。今でいう火鍋ですが、いくら検索しても父の火鍋が見つからないのです。
あれは、独自に考案したものだったのか?今になってみると幻の火鍋です。
しいてあげると、使った鍋は、↑こんな感じで火種はカセットコンロではなく炭を焼いて鍋の底に入れるのです。スープの出汁は何でとったかは不明ですが、父のことだからだしの素を使ったりはしません。それにつみれ、春雨、野菜、きのこ、横浜の中華街まで行って買ってきた干しナマコなどを入れてぐつぐつ煮るのです。ベースは醬油味でトマトは入れません。食べる際にはつけだれや溶き卵ではなくて、そのままお椀に取っていただきました。
不肖の娘としては、これくらいの情報しか無くて申し訳ありません。
家では「ホーコーズ」と呼んでいましたが、どなたかご存知の方がいらしたら教えてください。
というわけでこれでは申し分けがたたないので、検索中に見つけた美味しそうな火鍋をご紹介します。
ごま油をひいた鍋でくし切りにしたトマトと玉ねぎを炒める。
玉ねぎがしんなりして炒まったら水を入れ、だしの素、塩を入れる。
具材(肉、海鮮、野菜、きのこなど)を入れて煮込む。(肉は色が変わったら、いったん出して食べる直前に入れると固くならない。)
具材に火が通ったら沙茶醬タレをつけていただく。(沙茶醬タレは1人分で、沙茶醬大さじ一杯、醬油大さじ2分の1、酢少々、ごま油少々、にんにく1かけ、ネギみじん切り少々、唐辛子小口切り少々、卵の黄身を混ぜ合わせる。残った白身は締めのうどんや雑炊に入れる)
温まりますよ!是非お試しあれ