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【漫画風】ASD当事者会のautisticの会に参加しました


今日はautisticの会に参加した時の話をしたいと思います!autisticとは自閉的と言う意味で、自閉症を自認する方達が話し合う当事者会になっています。

僕は今回それに参加して来ました。

こちらは、(こくりつさん、現白馬さん)の発達BARに突撃してみた時のお話です。





大学も冬休みには入り、早速何にしようかと迷っていた所、当事者会に行こーと思いつき、色々探していました。

すると、普段連絡をとっているADHDの方が「ASDの当事者会」があることを教えてくださいました。


それがここ。autisticの会と言う所です。現状の自閉症の悪いイメージを塗り替えていこう。それについて共に話すことを目的としたグループです。


発達障害当事者会はやはりADHD優位の人が多くて、ASDの人は立場がないというのがあるあるなんです。なのでASD専門としたグループは日本では非常に珍しい。だから凄い興味を持っていました。

Xで参加を希望して、開催地を教えてもらいました。


当日になり、神奈川からロマンスカーで東京に向かいます。僕は東京が苦手で疲れてしまうので、体力を温存するためです。


方向感覚が全くない。ナビが全く読めない。新宿駅のストリートビューがないのが原因で、毎回新宿駅は必ず迷います。それでもなんとか乗り換え電車に辿り着き、開催地に辿り着きます。


ADHDの本領発揮



中に入ると


(絵を描くのめんどくさい+個人が特定される可能性があるのでイラストは終わりです)

思ったより参加者がいらっしゃいました。10名いらっしゃいました。


場所は画像の通り、公民館の会議室みたいな所でした。入った感じ、ADHD優位の当事者会より、時間の流れがのんびりしていて、その違いに驚きましたね。

非常に入りやすい雰囲気ですので、安心してください。皆さん穏やかでした。



何をしたのか?


話し合いです。僕は午前の部は参加できなかったので、午後からの参戦でした。

命題はカサンドラ症候群の差別性について

巷では、自分で勝手に他者にアスペルガーだと診断を下して、気に入らない行動にASDを見出して、相手を攻撃する人が増えているそうです。

僕のカサンドラ症候群にたいしての意見としては、確かに勝手に相手を診断して、アスペルガーを見出すのは違う。
でも、夫婦関係であれば、本当に困っている人が多いのも事実。カサンドラという言葉はつかってほしくないけどね。精神科ではカサンドラではなく、コミュニケーション不和による鬱病や適応障害という診断が下されるそうです。カサンドラが精神科に受診する一つのきっかけになっていたのだとしたら、僕は安易に否定することはできない。というのが僕の意見です。

だからと言って相手をアスペルガーだと決めつけるのはだめですよ。


医学的根拠もないのにも関わらず、福祉分野やYouTubeの精神科医が煽動するようにその用語を使っていて、ASDの肩身が狭くなっているのではないか?と言うのを各々話し合う形でした。


感想

僕は初めてだったので、自分の意見を言うタイミングが掴めない+聴覚処理が間に合わず、うまく聞き取れず、あまり積極的に参加できませんでした。インチュニブとノイキャンイヤホンしてたんだけど、聞き取れなかった。でも聞き取れた部分はとても勉強になったので、参加できて良かったです。



うーん?って思った点

ASDの人はタイミングを掴むのが苦手な人が多いので、話したくなったら話す、ではなく、時計回りで話していく方式にしてほしいなと思いました。

あと、この会は考えを否定してはいけないと言うルールがあるそうです。それが少し議論を悪い方向に持っていってしまう危険性があるのではないか?と言うのもありました。否定はしなくていいけど、止めはしようよ。って言うのが一つ疑念点。



素晴らしい点

話すことを強要していない点。来るなら話そうよではなくて、その人の話したいタイミングを強要していない部分が素敵でした。

こういうのがあります。

緑色はコミュニケーションを望んでいる目印
黄色は知っている人とだけ話したいと言う目印
赤色は誰とも話したくないと言う目印


この目印で、コミュニケーションを図っていくシステムはとても素晴らしいなと思いました。



とっても良い所でした。

本当に穏やかな人たちばかりでしたので、ASDの方は是非いってみて下さい。

このTwitterに続報がアナウンスされるので、次開催されたら、このアカウントにDMを送ると参加することが可能です。


では!

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ASDの大学生 春野モカ 
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