ASD、自閉症者が二次障害と不安を取り除く抗うつ薬を飲んでみた体験談
今日も服薬体験談です。主役は抗うつ薬。
抗うつ薬って精神薬の代表のイメージがあると思うのですが、実は効果が一番分かりづらい精神薬だと思っています。
精神の薬はまだまだ偏見があり、薬の中でも強いイメージがあると思います。まあ実際強いのも存在しますが、効果が出るのに1ヶ月かかるものが多いです。
はい飲みました。数秒後にパチっと気分が向上する、みたいな薬ではないんですよ。精神薬って。抗うつ薬は年単位で治療を必要としますし、徐々に効いていくイメージなので、鬱が治っている実感があまり感じられないのです。
そんな抗うつ薬ですが、発達障害の二次障害や自閉症者の不安にも使われることもしばしばあります。自閉症の人は不安が強い種族なので、抗うつ薬を飲んでいる人が多くいます。
僕も飲んでいて、実際の体験談を書いて行こうと思います。
飲んだことある抗うつ薬
忘れたよね。
ちなみに今飲んでるのはトリンテリックス。昔は寝れなすぎて睡眠薬としても使われる薬を飲んでいました。
トリンテリックスのいいところは眠気がない所。翌日に眠気を持ち越さない所です。
少し副作用で吐き気がして、歯磨きしてる時は吐きそうになります。
実際に飲んでみて
僕は高校生の頃から飲み始めました。あの頃は絶望の縁にいて、どちらかといえばイライラが強かった方なのですが、イライラが徐々に治ってきて、上手いこと現実を直視できるようになってしまったのと、教師に酷いことをされたことをきっかけに鬱が強くなってしまい、抗うつ薬も飲むことになりました。
もう5年以上になりますか。早いですね。今は大学に通っていますが、這うように大学に行っています。気圧や大学の状況によって鬱がひどくなることもあり、5年飲んだ今でも、寛解しているとは言い難いです。
でも、高校の時よりかは大丈夫になりました。高校の頃は外に出るのも一苦労でしたが、今は半苦労くらいで済んでいます。マイナス85からマイナス23くらいにはなっていて、徐々に0に近づいてきていると思います。
不安に効いているかと言ったら、よく分かりませんが、5年以上経ってようやく不安を感じにくくなってきたかもしれないと思うようになっています。
余計なことを考えなくなってきたかなぁ程度。不安な時もたまにある。
あとは抗うつ薬を飲んでいること自体に病みますね。
自分はいつまで抗うつ薬を飲んでいるのだろうかとか。
皆は楽しそうなのに、僕だけうまく笑えないとか。
気分の変調が激しくて、予定が狂ったらどうしようとか。
色々考えてしまいます。本当に肉体的にも精神的にもとっても辛いですが、飲まなきゃもっとひどくなることが分かっているので、これからも飲もうと思っています。
今日はこれでおしまい。
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