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令和6年度第3回大田区地域包括支援センター運営協議会 2025/2/3(月)

令和6年度第3回大田区地域包括支援センター運営協議会 2025/2/3(月)13:30-14:55
を傍聴しました。

大田区地域包括支援センター運営協議会は、地域包括支援センターの公正かつ中立な運営を図り、大田区における地域包括支援事業の適正かつ円滑な実施に資するため、介護保険法施行規則に基づき設置しています。
会議は傍聴することができます。(ただし、人数の制限があります。)

大田区地域包括支援センター運営協議会は、学識経験者、弁護士、介護保険サービス事業者、保健医療関係者、福祉関係者、地域代表者など10名の委員で構成されます。
委員の任期は3年です。

今期最後の会議でした。
民生委員と地域包括支援センターとの情報共有については、本人承諾があれば柔軟にして欲しいという議論がされていました。重曹的支援体制整備事業の中や、地域共生社会の中で、民生児童委員や、様々な関係機関との連携は大事になっていくので、ぜひ柔軟に対応してほしいと思いました。

またここでも人材不足やマンパワーが足りないという話が出ていますので、区は体制を含めて、考えていかないといけないと思いました。

あと、地域の高齢者の窓口は地域包括支援センターということ。周知は永遠の課題ですが、私もしっかり発信していきたいです。

そのうち会議録をまとめたものがアップされると思うので、URLを貼っておきます。

以下、雑多ですがメモです。
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今期最後の会議
奈良会長挨拶。

張間福祉部長、挨拶
3年間の集大成の会議。
23包括の事例共有。大田区の高齢者対応がより良くなるように。

資料1−1 令和6年度地域包括支援センター事業評価。
国と大田区の確認事項がある。
1、が「はい」、2が「いいえ」

地域福祉課、糀谷羽田地域課長、若林課長から報告。
嶺町、「幸せのお裾分け会」「まちかど相談室」
若者、就労、介護、生きづらさなど、さまざまな相談を受けている。

糀谷
地区内の10のシニアクラブに輪投げの運営を担ってもらって、フレイル予防を推進した。

民生児童委員のアンケートをまとめた
資料1−2。日頃から地域包括支援センターと日頃から関わりのある民生児童委員の声を把握し、高齢者の総合相談窓口である地域包括支援センターの更なるサービスの質の向上を目指すための調査。

まとめ
課題①「情報があるときとないときがある」「依頼して結果が分からないと不安になるので教えて欲しい」
   →業務を逸脱しない限り

課題②「包括の認知度が低い」「地域住民の方に浸透していない」「周知活動について改善する必要がある」

質疑応答
・中原委員:事業評価の結果、④の令和6年度の包括の力の入れている取り組み等について
国検討会をやっている。社会福祉法の改正あり方検討会、身寄りのない高齢者をどうするか?と課題になっている。現場の意見を施策に反映してほしい。

アンケートについて。個人情報の関係で伝わってこないなどある。民生児童委員は、法律にも秘密保護は列記してある、しかし罰則はないとしていると思う。個人情報については課題である、どうか。

→喜多課長。民生児童委員への情報連携しないと地域ぐるみでできない。個情審。
・中原:民生委員の成り手がない。区としてもしっかりやらないと委員のやりきを削ぐ。踏み込んでやってほしいと考える。
外部提供する時には個情審にかけることになっている。
民生委員は非常勤の公務員。
→若林、地域包括、重曹的支援会議。民生委員に共有して行うこともある。しかしそういった場合とは別に
個人情報審議会、ケース会議以外では、目的と効果が問われる。ケース会議以外では
一人暮らしの高齢者、
行政情報を、一緒になって支援していくか、情報

民生委員の常安
個人情報は去年の秋から厳しくなった。
ある町会が小学校の新入生に記念品を配っていたのだが、今年からは教えられない、と言われた。
これを地域力会議で教育委員長にお願いしている。
名前を明かせるが、住所を明かせない、と同窓会名簿で言われた。
ボランティア的な所までいってしまうと、成り立たなくなってしまう。

中原委員:一人暮らしの高齢者が亡くなったとか、施設に入ったとかは、民生委員さんには共有が必要と考える。

包括で民生委員か情報を受けついだ時に「民生委員さんと一緒にやっていきましょう」「このケースは包括でやります」「民生委員に、地域で戻します」など対応をしてほしい。包括の最前線でもこういった対応は難しいのか?
→喜多課長:包括と会議をしているので、検討している。当事者、本人の承諾を得ていれば、できるのでは検討してみる。

会長:当事者の承諾を得れば、包括、民生委員が連携してうまくできるようにしては。
喜多課長:優しい本人同意があれば、包括の連絡会で、うまくやっていく

歯科医師会、高嶺委員。
嶺町文化センターまつり。見守りキーホルダーなどを配布していた。
文化センターまつり、他の包括ではどうなっているか?
→若林:地域包括支援センター、あらゆる機会をとらえて包括のことを知っていただく。また見守りキーホルダーなど勧奨をしていく。
あらゆる機会をとらえて啓発活動をしていきたい。

公募、葉山委員
事業報告を見るとそれぞれの包括がやっていることがわかりました。
課題があるところの解決のために、強みがある包括が連携してやっているのか、伺う?
事業評価について時間が取られていないか?
→喜多課長、事業評価は時間を取られている。システムがあって、情報提供をしている。2年に一回課題発表会などしていて共有している。
→若林、地域包括センター連絡会を年6回を行なって部会などもあり、情報共有。月に地域包括支援センターから一回報告もしている。

井上委員:民生委員、要介護の方は、介護訪問支援委員に全ての情報が戻るわけではない。
問題のあるケースは戻ってくることはある。割合は数%ぐらい。お元気な場合は良いが、家族が多様化しており、地域に家族がいない、家族と連絡が取れない、海外にご家族がいる方もいる。担当しても
ご家族がどうなっているか分からない場合も多い。介護保険が20年経って、そういうことが増えている。
いろんな詐欺に直面する。
この間のケースはお亡くなりになって、法定相続人がいなかった。弁護士に委ねている。
寿命が長くなり、100歳以上で亡くなると家族がいない。
包括ではなく行政でこれから検討しないといけない。弁護士、医師会、など検討していかないといけない。
施設の方がもっと大変かもしれないが。

会長:地域包括だけでなく、行政の課題として大きく捉える必要がある。

資料2
第8期大田区地域包括支援センター運営協議会に向けて
大田区地域包括支援センター運営に関する提言書

会長:前回からの継続審議。
質疑応答:意見なし。今までも議論してきた。書面にも反映。
承認。

資料3
令和6年度大田区地域包括支援センター「取組事例発表会」の開催結果について
4つの発表・大森:地域力、自治会町会や民生児童委員との連携
      嶺町:多機関合同による相談会「まちかど相談室」
      新蒲田:シニアステーション併設包括の取組
      羽田:介護者
総括:「圏域を超えた地域の取組を知ることができ、勉強になった」「今後自身のセンターに行かせるヒントをたくさんいただけた」「他のセンターの取組を聞いて参考になった」

志田、大田区特養養護施設長会
:二つの包括を運営。マンパワーが足りない、ということが出てくる。結論が出てないが。
 新しいことをやらないといけないが、職員が足りない。区の予算もあると思うが、なかなか新しいことは難しい。

大田区介護保険サービス団体連絡会
井上:激動の3年、不況による家庭崩壊、、、などなど。

早山 地域住民の代表。地域住民のニーズも多様化している。包括支援センターのこと
マンパワーが足りない。事業者、相談者を向いた援助を続けてほしい。相談援助

東京弁護士会の佐藤
一昨年、コロナの欠員。事業評価を見て、職員の欠員は無くなったのかなと思っている。しかし次期、新しいことをするものには

社協、中原委員
2024年に向けて地域包括ケアシステムに向けて頑張ってきた。植木鉢のはち、居住者支援協議会、生活支援サービス、社協の絆サービス、植木鉢ができた。大田区で育ってきた。地域の中で循環させていくのが地域包括支援センターの仕事。2040年。
三つある①個別的な支援、マンパワーがない。みんなで解決するしかない。包括だけでなくケアマネ、民生委員、医師、地域の方
チーム的なケア。他機関連携
専門職の活用を図りながら、街の方を含めて作っていくかが大事。それがマンパワーを
地域福祉課の高齢者担当を含めてやる。
②地域づくり。嶺町のお裾分け会。地域福祉フォーラム、で発表する。響会と長寿園。
いかに認知症の高齢者を発見して
フードドライブで困りごとの相談も乗っていく。
地域包括には主任ケアマネもいる。
③社協の地域福祉コーディネーター、そして出張所、民生児童委員、3者が協力してやっていくことが重要。もう始まっている。これを行政がどう進めていくかが大事。

民生委員、常安
大田区内に複数の受託事業者が複数の包括を行なっている。しかし民生委員は自分の地域しか知らない。
しかし事例発表会などで
新蒲田でいかに高齢男性を引っ張り出すか、俺の筋肉、俺のあて、などやっていて、馬込でやるように伝えた。

大森歯科医師会の高峰、時期も決まっている。認知症、高齢者フレイルについて勉強していく。

田園調布医師会の冨田委員
医師会は、認知症サポート。東京都オレンジドクター、これは包括に協力する。
ここの先生が包括支援センターのことを知っているのかというとそうでもない。今後は包括のことを啓蒙していく、ここの先生に協力を深めている。
個人情報のこと、私に来る人でも、町内の人に言わないでくれ、という人もいる。難しくなっていくと思う。

奈良会長
大田区の地域包括は立派である。

張間福祉部長
個人情報について。
細かいものに関しては個人情報審議会を通らないといけないが、日々のもの、家族の状態、優しい本人同意
、民生委員と包括が動いていいと、承諾が得られたら、チーム支援ができるものもある。
優しい本人確認、同意があれば良い。

包括について、地域の方への周知、永遠の課題。地域の高齢者の方に窓口は包括ですよ、繰り返し言っていく。

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