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名瀬夜音
2016年12月6日 17:10
電車で隣り合った人も暦通りの街の賑わいもなにも変わらないみんなをいなくしてひとりで道を歩きたくてもそれは出来ない なので人と人 街と街の間に挟まれながら与えられた寂しさをくるんで温めていたいまここで泣かないのはその形を変えないように大事に壊さないようゆっくり持ち帰りたいから翌日はよく晴れて白とグレーの大きな雲が地平線に沿って照らされていたこれが胸に沁みてくるのは何