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破壊と創造
昨日の「本に埋もれて〜蔵書の整理にとりかかる」のつづき。
"整理する"ことには、"捨てる"ことが含まれていると思う。何のために整理するかというと、"捨てる"ことによって、身軽になりたいからだ。いろんな"整理"があり、それによって「何を捨てるのか」という違いはあるだろう。つまり、捨てるのはモノだけじゃない。
捨てる、抱え込んでいたものを手離す、あえて失う。
"失う"という過程を経ることが、創造の道につながる。
捨てる前に、バラす、壊すことによって、すでに失われていることがあり、その結果、あえて失おうという心が生まれる。
破壊には、自分との対話があり、浄化作用もある、その後には深い闇が落ちて来るが、闇は、光を秘めている。夜の先には必ず朝が待っている。
(つづく)
「道草の家・ことのは山房」のトップ・ページに置いてある"日めくりカレンダー"、1日めくって、3月6日。今日は、何やらちょっと変わった雰囲気です。"ミステリーマウンテン"を発見したふたり。※毎日だいたい朝に更新しています。