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「よむ会」と「よむ会通信」のこと

1年前から文章教室をやらせてもらっている鎌倉のゲストハウス彩で、この春、いろんな話をする中で、「よむ会」をまた始めよう、と思った。

「よむ会」というのは、2013年の1月に横浜の古書店でひらいたトーク・イベントをきっかけに、数人が集まって始め、2〜3年に渡って毎月やっていた読書会で、その頃は毎回、参加者の誰かが思い思いに本を紹介して、その月の1冊を決め、読んで集まり語り合うというものだった。

ジャンルにはこだわらず、何でもありだった。でも、小説が多かったかな。ノン・フィクションも少しあった。詩集や、雑誌を1冊というのもあったが、それぞれ1回だけだったような気がする。

その頃の「よむ会」を再びやろうという気持ちはなかった。

ただ、この先行きの見えない時代に、お互い、これからどんなふうに生きてゆこう? と問いかけられるような本を囲んで、語り合う場をつくるのは面白そうだ、と思った。

ある方から「読書会をやる気はないですか」と言われた時に、そういう会ならやってもいいかな、と思いついた。

少なくても初めのうちは、選書は自分でやろう、と考えて、まず3月から7月にかけて5冊、やってみた。

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※右からの5冊がそれ。左端の本は次にやろうと思っている本。

参加できない人にも、どんな話をしているの? を伝えるために、「よむ会通信」をつくることにした。現時点でvol.3まで、つくった。

「よむ会通信」はプリントで配布するのではなく、コンビニ・プリントで(該当コンビニのある地域なら)全国どこでも出してもらえるようにした。印刷代40円のみ必要になりますけど。

入手方法については、「よむ会」のページをご覧ください。

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今月は、『スウェーデンの小学校社会科の教科書を読む』という本を読みましたが、その回もとても面白かった。参加者は、10代から60代まで、いろんな人がいて、話はいつまでも続きそうでした。

その時の対話をダイジェストにした「よむ会通信」も来月までにはつくろうと思っています。

8月はひと休みさせてもらって、次は9月、その本に励まされる人も、反発する人も、よくわからない人も、どんな方でも参加歓迎、鎌倉のひっそりとした路地の中にある古民家宿でやっています。

(つづく)

UNIさんと亀

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