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大きなジャンプ

Gretchen Parlato(グレッチェン・パーラト)の新作、待ちに待っていた『FLOR』を、さっそく聴いた。こちらの期待を上回るものが来るだろうという期待をしていたので、その通りになって、びっくりはしないが、感動しています。文字通り、感じて、動くものが大きくあり、これを「初めて聴く」という経験は、もう二度と出来ないんだ、という気持ちに強くなる。そんなふうに思うのは久しぶりだ。そんな作品なのだから、もちろん、くり返し聴けば聴くほど、もっともっといろんなことを感じられるだろう。

女性が結婚、そして出産を経て、あるいは(女性に限らないが)大きな病気や、何かしらのハードルを超えて、再び作品をつくる時に、とても信じられないような大きなジャンプをする様を、たまに見る。この作品も間違いなくそうだ。


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