質問の明確さは 大事
今日は会話の中における質問について、感じたことを書いてみます。
先日、息子 (20代) が 処方箋薬局で確認のために質問された時のこと。
薬剤師さん:
「以前にもこの薬を処方されていますが、
差し支えなければ 何で(なにで)飲まれていますか?」
息子:(差し支えることなんて何もないよ!的に)「水です。 」
と答えると、
笑いながら「そういう意味ではなくて」と薬剤師さんに言われて、症状や病名のことを聞かれているのだと理解しました。
息子は ボケをかましているつもりは全くなかったそうです。
その話を聞いて 私は吹き出してしまいましたが、
その聞き方では、私も「水ですが、何か?」と答えたでしょう。
日本語の曖昧さだったり、
患者に症状や病名のことを聞くことへの配慮によるものかもしれません。
処方薬の量や内容と、症状や病名について、きちんと確認をとってくれることは大事だし、こちらも安心です。
丁寧に対話を重ねて
「それは薬を飲む時の飲み物のことを聞いていますか?」とか
「何を答えればいいですか?」
とやり取りしてもいいのですが、
大事なプロセスとして確認を取る時には、質問の明確さが必要です。
それには、自分が何を知りたいのか、何を聞きたいのかが相手に伝わることが大切です。
配慮としてなら「差し支えなければ」と言っているので、
続けて
「どういった症状や病名で病院にかかっていますか?」
と具体的に聞いてくれたらスムーズですね。
曖昧な質問には、曖昧な答えが返ってくる
私も質問する時には、明確さを心がけようと思った出来事でした。