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冷水浴と私。


ドーパミン中毒には、冷水シャワーが有効?
乾布摩擦が身体に良くても依存症に効くイメージはない。

快楽と苦痛はシーソーの関係で、強すぎる快楽を受けた脳は、バランスを保つために、シーソーを苦痛の側に傾けるという。
苦痛を受けた脳は更に強い快楽を求め、繰り返す度に耐性をつけてしまう。
では、苦痛を与えたらどうなるか、快楽とは異なり苦痛から得られるドーパミンを間接的で持続的だという。
冷水シャワーという苦痛を与えることで、脳は快楽の側にシーソーを傾け、それは持続的に続くと言う。

冷水シャワーなんて、寒がりの私にはありえない。けれども私はこの本が出版される遥か昔に冷水浴を指導されたことがある。

子供の頃、小児喘息、アトピー性皮膚炎、集団生活が苦手と、私は問題だらけだった。

世話になった主治医から、治療の一環として朝晩の冷水浴を指導されたが、残念なことに続かなかった。
主治医は、寒冷刺激を副腎皮質と交感神経へ与え、身体を強くすることを目的にしていたのだと思う。

当時は根性論的な指導に辟易していたが、
医師の小山内博が冷水浴の有効性を著者に記しているのを読んで、納得した。

喘息は寛解したが、アトピー性皮膚炎は治らずに苦労している。
主治医からの言いつけを守らなかったことをずっと後悔している。

今年で40歳になる。
アトピー性皮膚炎への冷水浴が有効なのは成長期であるからもう水を浴びたくらいじゃ、治らないだろう。
けれども、なぜだろう。
今更だけど、何故だか取り組みたくなった。

冷水シャワーについて調べるうちに、私はヴィムホフメソッドに出会う。
ヴィムホフは、オランダ人の別名アイスマンと言われるおじさんで、寒冷刺激と呼吸法をセットにした健康法をうたっている。

https://youtu.be/Ov277D_PEzU?si=XNNoeeLQ5YnW2UgU

呼吸については、数年前に大切さを教えてくれた人がいる。

次回に続く。


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