長く続けてきたことへのご褒美 ~私的ライヴレポ⑫THE GROOVERS
2023/10/14(土)
名古屋 TOKUZO
THE GROOVERS
BRAND NEW AUTUMN BLUES SHOW 2023
現在のスリーピースとなってから
最初のアルバム発売が1993年ということで
今年は名実ともにバンドの30周年
おめでとうございます
「長い間付き合ってくれてありがとう」
いつも感謝を言葉にしてくれる一彦さん
「これは長く続けてきたことへの
ご褒美と考えているのだけど、
30年もやっていると、今頃になって
新たに見つけてもらえることがある」
私もどちらかと言えば新規ファンに類するので
こんなふうに歓迎してもらえて嬉しいです
今夜のライヴは特にバンドのロックの
部分を強く感じた熱いステージでした
30年の歴史を振り返りながらも
現在のロックシーンを牽引する勢いを
見せつけるような怒涛のパフォーマンス
楽しい時間はあっという間と言いますが
そんな言葉では表しきれないくらい
駆け抜けるように時が過ぎていました
実演に勝る音はないけれども
後でセットリストを振り返りながら
自分用にプレイリストを作るのも楽しみ
ネタバレなので今は曲名を伏せますが
今回のアンコールはカヴァー曲があり
個人的には
カヴァーに込められた思い
それを言葉にはせず音楽に表す粋
余計な考察を省いても秀逸な演奏に
内心感激至極で踊り歌っていました
「これからもよろしくね」
こちらこそです!
素晴らしい演奏 楽しい時間を
ありがとうございました
*** ネタバレ注意 ***
↓ ↓ ↓
このnoteを読んでくださっている方で
ネタバレ及び考察 問題なし!という方にのみ
アンコールの詳細をお伝えしたいと思います
先程言及したカヴァー曲というのは
THEE MICHELLE GUN ELEPHANTの
「GT400」(2000年)です
ここ数年 藤井一彦さんがバイクにハマっている
こともあって、選曲としては
特別な理由がなくても不自然ではないものの、
やはりこれは
数年前に対バンを果たした盟友にして
実弟フジイケンジさんの在籍するThe Birthdayの
フロントマンであるチバユウスケさんへの
応援メッセージだと私は解釈しました
チバさんは現在 病気治療のため休養中です
かつて
武藤昭平さんが同じ病気で休養していた時
内容変更で行われた武藤昭平withウエノコウジ
そのライヴツアーに出演の際
藤井一彦さんはステージ終盤に
エリック・クラプトンの曲の日本語カヴァーで
武藤さんへの思いをさりげなく替歌にし
私はその熱唱に まさしく心奪われ
そこから
THE GROOVERSの沼へと踏み入りました
今回は替歌ではなく原曲の忠実なカヴァーで
本家ギタリストのアベフトシさんと一彦さんは
広島カッティング同盟として名を連ねていた間柄
そのギタープレイにもただならぬ思い入れを
感じずにはいられないファン心理でありました
この件については
完全なる個人的妄想の域を出ませんので
異論もあると思います
こんなふうに受け取った人もいるのかと
ひとつの事例として
聞き流していただければ幸いです