角換わり 2024年の見解

導入

角換わり腰掛け銀についていろいろ研究してみて、そろそろ自分の中で結論出せそうだなと思ったので、なんとなくでnote書いてみました!(好評だったら続編だします)今回は一手パス型22銀と、65歩と突き越す変化です。わざわざ有料にしてしまってすみません( ´∀` )自分用という名目で温かく見守っていただければと思います。



基本図


一手パス型 22銀について

基本図以下、☖52玉☗69玉☖42玉☗79玉☖52玉☗88玉☖42玉☗45桂☖22銀[第1図]

第1図
44銀は詰みまで研究されているので、結論が出ている。

たややん様のツイートより、この形で45桂への後手の対応策が見つかったので、水匠定跡は使われない、とあったので、電竜戦の棋譜を調べたところ、お前、CSA会員にならないか?(tanuki)が後手をもって圧倒した棋譜が見つかったので、その筋が有力ではないかと研究してみた。

従来の定跡82歩

第1図から、☗35歩☖44歩☗34歩☖45歩☗同歩☖65歩☗同歩☖75歩☗64歩☖76歩☗同銀☖86歩☗同歩☖同飛☗87金☖81飛[第2図]


[第2図]
水匠定跡では82歩を示していた。
以下同飛71角72飛62角成同飛74歩64飛66歩で+300ほどあるとされていた。
しかし・・・

第2図以下、☗82歩☖同飛☗71角☖72飛☗62角成☖同飛☗74歩☖66角[第3図]

第3図
66角は電竜戦で発見された手。おそらく水匠定跡の穴はここにあった。

第3図からは☗77金打☖同角成☗同桂☖64飛☗65歩☖74飛☗75歩☖84飛☗85歩☖81飛☗72角☖71飛☗83角成☖72金☗84馬☖47歩☗同銀☖67歩☗58金☖46歩☗56銀☖37歩と進む[第4図]


第4図
恐ろしい歩の四連打によって、先手の評価値はみるみる落ちていく。
以下は後手が43玉から脱出ルートを確保して相入玉となる。

ここからの将棋は数局あるが、某三段との練習で相入玉になった順があるので最後に載せておきます(課金してね☆)24点法では持将棋となり後手有望である。電竜戦ではtanukiが先手の入玉を防ぐ猛攻で快勝している、

改善策の86歩

水匠定跡で82歩とあったが、ここでは86歩が改善策として挙げられている。
筆者は将棋世界が手に入っていなかったが故、この手を今日まで知らなかった!(´;ω;`)後手の指し方の一例を挙げる。

第2図から、☗86歩☖66角☗77歩☖75桂☗44角[第5図]

第5図
この時点で評価値は+300 この手が発見されつぶれ


☖同角☗同歩☖87桂成☗同銀☖85歩☗同歩☖75角☗63角[第6図]

第6図
ここまで進めば44の拠点が大きすぎる。先手ぼろ勝ち


先手の別手段ー67銀

ここから先は

4,179字 / 33画像 / 1ファイル

¥ 400

期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?