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ニートの経験が生きてること

就きたい仕事がなく、とりあえず消防士を目指していた時期がありました
勉強はある程度できる自信があり、独学で平日は一日8時間を平均に図書館などにこもり勉強していました。
たまたま同じ境遇の大学の同級生がいて、試験対策の情報共有をしたり、時には

俺らってドン底だな〜

なんてことだったり、夜中にあーでもないこーでもない話をしたりしてました。
いうたら、22歳男による傷の舐め合いです。笑
周囲との劣等感を日々感じながら相当ストレスを感じてたことでしょう

そもそも消防士を目指していたのも、空手から離れたかったんですよね
なんでかって、きっと弱い自分に甘えきっていたからでしょう
やればできることを理解しているにも関わらず、その努力に向かっていくことに恐れていたから。
簡単な話、チキン野郎です

それでも、

空手は、環境は、僕を見捨てることはありませんでした。

全日本空手道連盟からの委託事業、大学では大会のコーチ、監督をさせて頂きました。
それでも空手から離れたい気持ちは変わらずありました。
その癖に、選手として中途半端に活動していました。
本当に中途半端な野郎です
こんな感じなので、当然の如く消防の試験は年2回のテストはどちらも不合格

で、こんな感じに一年が過ぎようとしたときに転機がありました。
大学の監督から、コーチにならないかという一言です。
ものすごく悩みました
だって、頭は空手から離れたい一心だったので。
ただ、薄々気付いていたのが、俺には空手しかないってことです
消防を目指しながらの1年間を振り返り、結局空手尽くしだったんです

悩みに悩んだ末に、大学のコーチになる決意をしました。
全てを振り払って。
大して振り払うものなんてないんですけどね。

コーチになってからは覚悟決めて空手に超熱中しました。
もはや違う意味で熱中症です

で、選手活動も本格的になり、海外遠征、地方遠征を積極的に行いました。
そこからは本当に恵まれてばかりで、現在に至ります

で、なにが今に生きてるの?

ってところですよね

覚悟を決めれば成るように成る

これに尽きます
あの中途半端な時期があったから、今をこれだけ全力で生きることができている。
そして間違いなく、今ほど空手や環境に対して愛を持たなかったでしょう。
当時の勢いでは、周囲への感謝がないまま育っていたことが目に見えます…
そして、これまで空手を続けてこれたのも環境に引っ張られてるだけだったんだなと感じます。
運と縁に恵まれ、結果を出すことが出来ていたんだなと…
自分自身の力はまるでなかったように感じてます。

でも、この感覚を味わってからは結果を出せるようになってきました。
そこそこですけどね。
それでも、着々に成長をしている実感は確かにあります。
それは仕事でも空手でもそうですが、

何より対人関係に大きな影響を及ぼしています

とにかく愛を持って接することで、今まで見ることができなかったこと、気づけなかったこと、こう言ったものがどんどん見えるようになり、周囲へのなにか還元できている気がしています。

昨日の誕生日これまでの誕生日となにか違った気がしました。
それは、日頃連絡を取ったりしない方からの連絡があったこと。
これは何か自分が変わり、周囲からの目も変わっている何よりの実感ではなないかと感じております。

そんなこんなで、まだまだ未熟者ですが当時のニート生活は今の活力に間違いなく生きています。
これからのはるまきに乞うご期待!!


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