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音は私の一部

今回、急遽岡山に何日か滞在するって決めた。
急にも関わらず、会いたい人にはほとんど会えた。


私がイベントをしていたライブハウスIMAGEの当時の店長さん。

IMAGEのスタッフさん。

当時イベントに出てくれたバンドやバンドマン。

一緒に岡山盛り上げようよって本気で話してた相方。

20歳の頃からお世話になってた派遣の営業さん。

中退した大学の担当の先生と今の学科長。

5年前からの同僚。


当初は行く予定にしていなかったIMAGE。
偶然にも元店長さんが行くとのことで、行くことに。


その前にLenzののぶのところに。

雰囲気も現れも変わっていて、私は彼の何を見ていたのだろうか?と思うほど。笑
2年前にライブを見たきり。


今ののぶのライブを見たいなと思ったし、
勝手だけど、やっぱり信頼して任せれると思った数少ない同志だなと思った。


いつイベントやるんですか?
また呼んでくださいよ。


嘘でもなく真っ直ぐの言葉にどう返していいか分からなくなるほど。


2年の時間の間にこんなに大きく感じるほど走って来たんだなってとても感慨深くて。
ここから何か始まるような、新しい波が来るようなそんなワクワクする感覚がした。


その足でIMAGEに。
私のイベントにもよく出てくれて、一緒に大阪にライブしに行ったりしたレトロカラーコレクションが出ててね。


1曲目始まった瞬間にね、脳天から足の裏まで一気にスッと通ってね。
誰だよ、音楽がなくても生きてけるなんて言ったやつって自分でおかしくなるくらい音(ライブハウス)の中での私はとてもクリアでした。


湧いて出て来る幸せや喜びの感情。
それぞれの音。(音のバランスを察知する耳は相変わらずだなと思いながら。笑)
想いや感情や背景が乗った音の厚み。
それぞれの空気感。
目から入る様々な色。


そして、今ここにいて、自分をさらけ出す。


それを体感したレトロカラーコレクション。
なんか、このライブを見るために私、岡山に呼ばれたんじゃないか?と思うほど。


その後も2年以上ぶりに会う仲間がいっぱいで。


レトロカラーコレクションのベースのこむぎちゃんがくれた、
"IMAGEの出演決まってpinoさん元気かな?って思ってたんですよ!"

ギターボーカルのはまさんがくれた、
"あの頃は売れなかったけど楽しかったです"


もうその言葉は私がずっとできなかったイベントに出てくれたバンドからの承認の言葉。


イベントの数が多くて、(2ヶ月ごとにイベントしてたり。)なかなかブッキングや集客が出来ず、後ろめたさや申し訳なさなどにまみれていた時期もあった。


本気で岡山盛り上げたかったし、岡山のバンドのライブの熱量好きだったから、いろんな人に届けたかった。
ただ、私もがむしゃらだったし不器用だった。


それぞれの楽器の音(聴こえ方)のバランスやボーカルの声の際立ちさとか周波数の被りとか、ライブの在り方、見え方とか観えてしまってね。
当時は本当に押し付けがましかった私がいた。


いま、上からや下からでもなく様子を伺うのでもなく、仲間と思っていいのだろうか?と怯えていた私や仲間と思ってくれてるのだろうか?と不安になっていた私ではなく、真正面から向き合って会話をして。


pinoの仲間として真正面から向き合ったら、
ごめんねと大好きとただの私しかなかったんだよね。


逃げてごめんなさい。
向き合えなくてごめんなさい。

私にもバンドにもIMAGEにも人にも。


当時は店長さんと一番大切にしてたバンドの別れが合わさり。
誰とどこでイベントをしたいのか分からなくなった。


だから、私は音楽がなくても生きていけるって言ってそう言い聞かせないと岡山で立ってられなかった。

かといって他の場所にも行けなかった。


実際にIMAGEの音と照明に触れて、やっぱりここは私の家で、生き生きしてる私がいた。
最後の最後にただいまー!って帰れた感じ(笑)


岡山の最後は昔からの同僚にお願いして、
私の昔の仕事場で出会った仲間のところに。


仲間というか私の音楽の心からの相方というか。


見境なく突っ走る私が危ない橋を渡る直前のギリギリでうまく首根っこ掴まえて、よく見てみなって言って現実に引き戻してくれてた相方。


いつか一緒に住んで事務所作ろうとか話してて夢ばかり話して逃げた負い目もあり、この2年会いたくて会いたくなくて。


でも、フッと今年の初めに会いたくなって会って。

彼の言葉がなかったらあのタイミングに私は親とやり直す事、実家に帰ることはなかった。

家に帰るために仕事を辞めるではなく、仕事がないから実家に帰るだったと思う。


きっとそうしてたら今の私はなかったんだろうね。


今、改めて会った彼に、

"お前さんのpinoとしてのイベントには俺は関わったことはないけど、クオリティは高かったんだと思うよ。
また、好きならやりゃいいが。
ブランクはあるから最初は思うようにいかないかもしれないし、当時とやりたいことは違うかもしれないけど、やればいいじゃん"


相変わらずこの野郎と思う私もいたけど。
またここに戻ってくるなって湧いた。


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