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動画を作ってみたら世界が少し広がった話
こんばんは。
最近は新型コロナで気もそぞろ、今週はゲラが届きまくりで毎日8時間しっかり寝てる場合ではない状況なんですが、気分転換に文章書いてます。
さて、動画の話です。
先日公開したnoteにもリンク貼りましたが、来月4/23頃発売の新刊『恋とポテトと夏休み』(講談社)の宣伝動画を今回自分で作ってみました。
■動画を作ることにした経緯
こちらのnote↓を見て、簡単に作れるなら私もやってみようかなと思ったのが最初のきっかけです。
受賞作とかヒット作だと、出版社が動画を作ってくれることあるじゃないですか。効果がどれほどのものかは中の人じゃないのでわかりませんが、やっぱり単純に作品紹介の動画っていいですよね。
『この声とどけ!』は紹介動画を作っててやはり嬉しかったです。
で、いいなぁと思ってるくらいならいっそ自分で作るのもアリかと思ったので作ってみました。
■使ったアプリと使用感
使ったのは、上記noteで紹介されていたアプリではなく、inShotというアプリにしました。iPadで作成。かかった時間は数時間。
最初は手探りでしたが、慣れればあっという間。感覚としては、PowerPointでアニメーションをいじくり回すのに近い。PowerPoint使える人ならきっと作れる。
動画とか詳しくないので、1カットでどれくらいの秒数を使えばいいのかとかその辺は感覚で組み立てました。じっくり読ませたいページはちょっと尺長めにしたりとか、映画の予告編を思い出しながら調整しつつ作成。
ちなみに、講談社の担当さんと、担当さん経由でイラストレーターさんには事前に見せて許可を頂きました。みなさん「すごい」と褒めてくださって、優しい世界だなと思いました。
■動画を作ってみた結果
発売は来月末なので、売上とかそういう結果はわかりませんが。
とりあえず、動画あったらいいなという自分の欲求は満たせました。まずはこれ大事。すごく大事。自己満足を積み重ねて楽しく生きてくの大事。
あと、クオリティはともかく、「自分にも動画が作れる」ってわかったことが何気に大きいんじゃないかと思いました。
動画を作れるっていうスキルをゲットしたわけです。
誰でもやってみれば簡単に作れるものかもしれないけど、それをやってみたってことがまず大事だと思うんですよ。武器が増えたとまでは言わないけど、装備を一つ手に入れたくらいの感覚になりました。
それに、やれることが増えるって、「世界が広がった」とも同意だと思うんですよね。やれるじゃんって思った瞬間、ちょっと視野が広がりました。
欲しがっていたものに近いものは自分でも作れた。
■作家に必要なスキル
小説を書いてお金をもらってるので、もちろん文章力とか物語の構成力とか、創作にまつわるスキルがなきゃお話になりません。
なんですが、よほど出版社が重宝してプロモーションにお金かけてくれるような作家でない限りは、プラスアルファとして自分で色々できるに越したことはないと思うんですよね。
私は以前、商業作品『休日に奏でるプレクトラム』の続編を電子書籍&POD紙販で個人出版したんですが、電子書籍を自分で出せる・仕組みを知ってるっていうのは強みだと思ってます。
これと同じ理屈で、見よう見真似ではあるものの、動画も最低限形にできたっていうのはよかったことだなと思いました。今回Youtubeに初めて動画を投稿したんですが、Youtubeを使えばほかにも何かできそうですよね。
あとはマジで必要だと思うのが、ITスキルではないですが、営業力とトーク力。先日J:COMさんの番組出させていただきましたが、自分のしゃべりを見るのが怖すぎてまだアーカイブ観てません……。
――と、ここまで書いておいてなんですが。
個人でできることなんて限りがあるのもまた事実なので、基本は創作スキルを磨きよりよい作品を書くことに全力を注ぎつつ、余裕があるときに装備を強化していく、くらいのバランス感覚かなと思ってます。
■まとめ
ちょっと話ズレたりもしましたが、動画を自分で作ってみたら、ちょっと世界が広がったし装備が増えたよという話でした。
作家の領分そこじゃないと思われる方もいるだろうしあくまで私の考えですが、小説を書いてるだけじゃ小説を書き続けることは難しいのではないかというのが、まだまだ無名なデビュー2年半の作家である私の肌感覚です。現実は厳しい。
色んなところで書いてますが、私の最終ゴールは末永く小説を書き続けることです。そのための方法を模索しつつ、少しでも名前を覚えてもらえるような作家になるべく、楽しいお話を考えていきたいです。
そんなわけで、4/23頃発売『恋とポテトと夏休み』(講談社)、恋×アルバイト×友情の読むと前向きになれる楽しい青春ストーリーです🍔✨
予約も受付中、どうぞよろしくお願いします!
Netgalleyでゲラ読みも募集中です!
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