「嘘をついてはいけない」という洗脳※真面目な人ほど要注意
こんばんは、ハルログです。
いきなりですが、あなたは嘘をついてはいけないと思いますか?それとも、嘘をつくことは悪いことではないと思いますか?
30秒でいいので、ちょっと考えて見て下さい。
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どうですか?答えは出ましたか?
「考えるまでも無く、嘘をつくのはいけないこと」
「極力つかない方がいいけど、時にはつかないといけない嘘もある」
色んな意見はあると思いますが、おそらく世の中の大多数の方は
「嘘はつかない方が良い」
と思っているはずです。
なぜなら、そう子供の頃からそう“洗脳”されているためです。
うちには2歳と5歳の子供がいますが、
しょっちゅう嘘をつきます。
家に帰ってきて、「手洗ったの!?」とママが聞くと、「洗ったよー」と平気で嘘をついてそのままおやつを食べてたりします。(もちろん、後でバレてママにこっぴどく叱れます。)
今日もお菓子ボックスからおやつをこっそりくすねて食べていると、
ママ「それ、誰が食べていいっていったの!?」
息子「え、パパが良いっていってた!」
と平気で嘘をついてました。(もちろん、そんなすぐにバレる嘘はママにもお見通しのため、またこっぴどく怒られてましたが笑)
で、その後に妻がこんな風に毎回言うんですよね。
「そんな嘘ばっかついていると、鬼さん来るで!!」
※うちの息子は鬼が大の苦手。
「いやーー!!許してー!!!」
泣き叫ぶ息子というのがいつものパターンです。(鬼が来るというのも嘘じゃないか!という突っ込みもあると思いますが。)
で、ここで質問なのですが、なぜ嘘はダメなのでしょうか?
意外とこの質問に論理的に答えられる人って少ないと思います。
「ダメだからダメ!」
「昔から正直者は得をするんだ!」
と、なかなか核心をついた答えは思いつきません。
なぜなら、「嘘はいけない」という論理は、
基本的に「嘘をつかれたら困る人」にとって、
“都合が良いから“に他なりません。
子供が嘘をついて困るのは親です。
子供が人様に迷惑をかけたら親の責任になりますし、
服を汚したり、家の中の何か壊したりして都合が悪いのは親です。
学校の先生というのも、生徒の行動や行為を把握しなくてはいけない。
学校でのトラブルは、学校や先生のせいになるからです。
だから、生徒に嘘をつかれては学校や先生にとって“都合が悪い“のです。
国や地域の秩序を守る警察。
都道府県ごとに県警や府警が置かれていますが、
その管轄で起こる事件は警察の責任のもと処理されます。
そこで嘘をつかれると、警察にとって都合が悪いのです。
こうやって、“嘘をついてはいけない”という論理は、
一見正しいように見えますがよくよく考えると、
一部の人にとって都合の良い“洗脳“でしか無いのです。
こうやって、小さい頃からずーっと刷り込まれてきた
“嘘をついてはいけない”
という洗脳のせいで、実は非常に不自由を人生を強いられています。(気付いてないだけで。)
なぜなら、この“嘘をつく”という行為が、
実は人生をより良くしていく上で、必要不可欠なものだからです。
人類の発展の歴史は“嘘をつく”ことによって支えられてきた、といっても過言ではありません。
現在のような発達した科学の背景には、幾つもの嘘がありました。
“空を飛ぶ“という嘘をついたライト兄弟
“月面に着陸する”という嘘をついたアポロ計画
“中華を統一する“という嘘をついた秦の始皇帝
今では当たり前に実現していることであっても、
全てその前までは“嘘”でした。
もっと身近な例でいうと、
会社の経営計画
売上予算の作成
スポーツチームの育成計画
これらは全て創作です。つまり嘘なわけですね。
でも、これらの目標や計画がなければ現実は動きません。
嘘をつくことは悪いことではなく、現実を動かすためには絶対に必要なものです。
この嘘こそが、自分や世界を発展させる原動力となってきました。
“嘘をつくこと“は人間だけが持っている、無限の可能性を秘める最高の宝物なのです。
ですが、この最高の宝物を、私たちの多くは子供の頃から親や社会の「都合が良いから」という理由で封印されてしまっています。
真面目な人ほど、この洗脳をモロに受けてしまっているので、何かに挑戦をしようとしても、
「どうせ自分なんか無理だしな」
「そんな実力なんてないしな」
と本当のこと=現実的なことを考えてしまって、できなくなってしまいます。
それは、自分で自分の可能性を潰してしまっていますし、
自分自身の人生に足枷をつけてしまっているようなものです。
そういう私自身も、最近までその洗脳にかかっていることに気づいていませんでした。
何か目標や計画を立てようと思っても、立てられないのです。
「いや〜、こうなったらダメだからなぁ。」
「こうやっても多分うまくいかないだろうからなぁ。」
基本的に目標や計画を立てようとすると、うまくいかない場合ばかりを想定して立てられなくなってしまいます。
でも、計画や目標なんてその通りいかないのは当たり前で、うまくいかなかった時にどう試行錯誤して、それでも目標までの道筋を立てていくか、の方が大事だったりします。
そう、最初は嘘でいいんです。嘘をついて、その後その嘘をどう真実(マコト)にしていくか、そこが一番大事。
そう思えるようになって、肩の荷がふっと軽くなった気がしました。
私は、特に仕事になると
「ちゃんとしなきゃいけない」
「きっちりと確実に結果を出さなきゃいけない」
と考え過ぎて、“嘘をつく”余裕が無くなってたのだと思います。
「仕事もですが、人生ってもっと楽しむものだよ
出ないと、良い仕事もできないからね」
と、神様から言われたような気がしました。
ということで、今日はこの辺で。
P.S.今日のテーマである“嘘をつく”ということが人間の潜在能力を一気に開花させ、誰でも超一流になれると提唱する方がいます。実は名だたる経営者やオリンピックのナショナルチームをコーチングして、数々の結果を残してきたすごい人の動画がYouTubeで公開されてます。ぜひ、私と同じ“真面目過ぎる人“にこそ見て頂きたいです。