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変化はいつだって少しずつ、気づいたら感じられるもの

今朝、朝ごはんは何にしようかなぁ~
(心の中では「あ~、めんどう~~」)
と思って
冷蔵庫で目についたのがキムチだった。



開けてから数日たっていたキムチだったから
傷んでいないかちょっと気になったけれど、
匂いは普通だしキムチだし、
数日言っても4日くらい。
まぁ火を通せば大丈夫だろうと思って
キムチ納豆チャーハンにした。


味はいたって普通。
子どもたちは昨日の残りの焼きそばで済ませた。


夫がチャーハンを食べるなり、
「キムチ大丈夫だった?なんかちょっと苦い気がする」
と聞いてきたので

「大丈夫だったよー、でも気になるなら白いごはんもあるからそっちにしていいよー」と返した。
苦いのは焦げたところかな、、?夫よゴメン。

夫はそう聞くなり安心して食べて、会社に行った。




たったこれだけの会話。
なんてことない会話。
だけど昔の私はできなかったんです。



昔の私だったら
「キムチ大丈夫だった?なんかちょっと苦い気がする」

そう言われた瞬間


え、、大丈夫じゃ無かった、、?
確認はしたんだけどなぁ、、
え、、苦い、、?美味しくない、、?
なんで作っちゃったんだろう、、

「自分を否定された」と受け取ってしまいがちだったから。

夫はただ自分の気になったところを伝えてくれただけ。私のことを否定しているわけじゃない。なのに、私は心の中で瞬時に自分が否定されているように変換してしまうのがクセだったんです。

そんな私だった時なら
「あ、ゴメン、美味しくなかったら食べなくていいよ、、」
って返してただろうな。


この返しがダメって訳ではないけれど、、なんだかちぐはぐ。夫だってそこまで言いたかったわけではないと思うんです。



だけど、そうやっていろいろな出来事や言葉を「自分が否定された」に変換してしまう自分が確かにいました。



なぜそうなってしまっていたのか。
それは、
私が常日頃から自分自身を否定することが癖になっていたからでした。


【自分が自分をどう扱っているか=他人からの扱い】
になるんだよ

初めて教えてもらった時は「そうなんだ、、」くらいの認識だったけれど、
コーチングを受け自分と向きあってきて、心の仕組みを学び、、、、これがだんだんと腑に落ちてきたんです。


言われみればそれまでの私は何をやっても自分に対して

・このくらいできて当たり前でしょ
・なんでこんなこともできないの
・もっとがんばれ!
・がんばらないと結果が出ないよ


自分自身に対して厳しくて、すごく否定的。何をやってもどこまでやっても自分のことが認められず「もっともっと」と過剰に求めるのがクセ。

だから、他人からの言葉もまっすぐ受け止められず
否定的に受け取ってしまっていたんです。


自分でこれらを引き起こしていたことを知った時はすごくショック。
自分のことを否定しても自分が苦しくなるだけだし、
何にもいいことないし、、、なのに、


私はこんなに自己否定してきてたんだ、、、
なんでこんなにやってきたんだろう、、、
(↑ここまでもが否定的 笑)


こんな自分に気づいたからこそ
「この自己否定はやめたい」
「やっても何1ついいことはないし」

そう思って、
自己否定を少しずつやめていく暮らしが始まりました。

でも、気づいたからってすぐに自己否定が辞められるものではありませんでした。「辞める!」って決めたら辞められる、そんな単純なものではなかったんです。
幼少期からのクセで無意識にやってしまっている事もあって、「うわ!やってる、、、」気づいたり、どーにも自分を否定したくなってしまったり。


思っていたよりずっと、
自己否定がなくなるまでの道のりはだいぶ遠かった。。。
20年くらいのクセだもん、相当手強い。
でも、20年育ててきたからって20年かかるわけではありませんでした。


地道に意識し続けて、
「あ、やってるな」って気づく度に自分に寄り添って。
数年かけて本当に少しずつ、自己否定が薄くなったなぁと感じられるようになってきました。


それがこうして今朝の夫とのやり取りからも感じられて、
私はずいぶん生きやすくなったなぁと感じています。




だって、職場の上司が常に自分を否定してくるような環境だったら、、、
しんどくありません、、、?

「これもまだできてないの?」
「それ、もっと早くできるよね」
「どうしてこんなにできないの?」

常に言われていたら、絶対悲しくなって仕事ができません(泣)


でもそういうことを
一番身近な自分が自分に対して
常にやっていたわけです。
そりゃ辛いししんどくなるわけです。


だから今、自分自身がすごくラクになりました。
私自身で生きることがとても心地よくなったんですよね。



かといって今、自己否定がゼロになった訳ではありません。
なくなるんじゃなくて、薄くなるだけ。

今だって日々薄くしていってる最中で、1日で考えたら0.01ミリくらいずつかもしれない。だけどそれを続けてきたから


「あ、過ごしやすくなったなぁ」


そう思える瞬間に出逢える。


日々の変化は目に見えないくらいだから途中であきらめてしまいたくなるけれど、あきらめないで続けていくからこそ味わえる。


続けていくからこそ見える景色、
見てみたくはありませんか?
私はまだまだ見ていきたいです。


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最後まで読んでくださり
ありがとうございます◎


だから私は今でも
自分と向きあう日々を続けているし、
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