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嫌いにはなれなかった父の話

こんにちは◎

子どもやパートナー、身近な人たちと
心地よい関係をつくりながら
自分らしく生きていきたいママを応援する
ライフコーチのはるかです。

きのうから自分の過去について書き始めました。

昨日は母が多く出てきたので、
今日は父について書いていきます。

当時では珍しかった共働きの家で育った私

母に対して
がんばり屋さん、忙しい、困らせたくない

が強く、そうやって私の「いい子」が
完成してきたわけですが、、

父は??

と言うと、

父はもっと忙しい人で、
母以上に家にいない人でした。

朝から晩まで働き詰め

休日は疲れすぎてソファーで寝ている

よって父を見るのは休日だけ。
(平日は顔を合わせた記憶がない)

それもあってか
父の家事育児に協力的な姿なんて見たことなくて、

父=休日はソファーで寝ている人

って感じ。
で、起きたかと思えばスロットに行く。。。

(母も働いていて大変なのにね、
手伝うとかは全くなかったんです)

時代も違うので
仕事=父親
家事=母親
みたいな価値観だって
今より強かったのもあると思いますが、、、

それでも
父はすごく自分勝手だなと思ってました。
母を苦しめる存在だ って。

ただその一方で父は外面が大変よく、、(笑)
(私が言うのもなんですが、
ルックスや運動神経がだいぶパーフェクト、、)

家にいないけどすんごく怒ったりもしない、
たまに出かけたりはするし
「かっこいいパパ」な一面もあったんです。

地域の運動会のリレーに出れば必ず1位だし、
父が現れると「はるかちゃんのパパカッコイイね」
って言われるし、

父に「カッコいいー!」って言うと、
「知ってる(ドヤ顔)」って言うような

なんかね、ある意味自慢のパパでもあったんです。
子どもながらに
女性から見たら、
ちょっと魅力的な人だったんですよね。

じゃあそんな父と母の関係がうまくいっていたか
と言うと、、
悪かったけれど隠していたんだと思います。

父と母の全部を知っているわけではありません。
ただ、日常の中で「あれ、、?」と思う
いろいろな出来事があったんです。

夜中に母の叫び声が聞こえて、
お皿の割れる音がする。
きっと父とケンカしてるんだろうけれど、
怖くて見には行けなくて。

「早く終わって欲しいな、、、」って思った日。

父と母の帰りが遅いのでポストのチェックは
私がしていたのですが、
何通か見かけた「督促状」

当時は読めない字があったから
全部は読めなかったけれど、
「お金のことだよな、、」って
見てはいけないものを見てしまって
心にモヤっとしたものが生まれた日。

父と母がこんなにも働いているのに
どうして家には督促状なんて来るんだろう?

そんなにお金がないのかな、、
だから母がこんなにも働いているのかな、、

子どもながらに不安がいっぱいで。

そんな時に父の両親(私から見たら祖父母)が
わざわざ家に来たんです。
なんか、母に謝っているんですよね。

父が持つ魅力もあったのかもしれないけれど、、
そういう類でお金を使って借金もした様子でした。

だからうちにはお金がないんだ
だからこんなに母が働いているんだ

そう思ったわけです。
でも、不思議なんですよね、
父が嫌いになれなかったんです。
責める気にもなれない。

子どもって、やっぱりどこかで親が好きで
あきらめられないのかもしれません。

だからとにかく
「私はいい子でいよう」
って思ったんです。誰も悲しませたくなかったから。

一時は父と母が本当にしゃべらなくなってしまって、

母「はるちゃん、これパパに渡しておいてくれる?」
父「はるか、ママに伝えておいて」

父と母の間に入った時期もありました。

父と母が一緒の空間にいるのに
見えない壁みたいなものがあって、
すごく居心地が悪くて。

だけどこれ以上酷くしたくなかったから
なんでもないようにふるまって。

私がいい子にしていたら
喜んでくれる。
きっと仲直りしてくれるはず。

いつの間にか自分にすごいプレッシャーを
かけていたんですよね。

私の体感では半年くらいだったと思いますが、
ようやく父と母が普通にしゃべるようになった時
すごくホッとしてのを覚えています。
(確かスーパーでね、
久しぶりに父と母が私を通さず話した時に
「あ、、」って思ったんですよね)

そんなこんなでまぁ、
書ききれないけれどいろいろありました(笑)

だけど今どうかと言うと、
父と母はなんだかんだ一緒に居ます。
一時期は離婚の話が出たし、
「離婚していいよ」って母に言ったこともあります。

でも結局別れず、あーだこーだ言いながらも
一緒に旅行に行ったり
好きなアーティストのライヴに
出かけたりしているんですよね。

本人たちにしか分からないことがあるんだろうなって
思っているし、まぁ好きにしてくれって感じです

大人になってから知ったことも多くて、

父「当時はお給料の半分しかママに渡してなかったよ~(笑)
遊びたかったんだよね!」

って今さら暴露されたりとかね

(おい、、そんなことしてたのかよ!)

もう!!!ねーーーー(笑)

だけどね、父が親になったのって21歳なんですよね。
遊びたい時期じゃないですか。
だからね、気持ちがわからなくないというか。。

だからといってしていいことと悪いことは
あるけどね、
憎めないんですよね。

こんな感じで父の話は終わりにします。
雑な締め方でごめんなさい

次は私の話です。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございます

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はるか
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