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罪悪感をダブルで手放した
お酒をやめたら、お酒から生じる罪悪感を手放すことができました。
それはとても気持ちのいいことで、あのいやーな感情を味わわないで済むと思うと、とても再度飲む気持ちにはなれません。
でも、手放したはずの罪悪感が、まだ自分に残ってるような気がしました。
たとえば、一人で家にいて、眠くなっても昼寝なんてしてはいけない!って思ったり、
時間ができても堂々と休めなかったり、外食やお惣菜を買ってくるときにイチイチ自分に言い訳を考えていたりする時です。
よくよくひも解いてみると、それは母に対する罪悪感だったということに気が付きました。
家事をさぼったり、高い買い物をしたりするときに、どういうわけか、母にたいして申し訳ないと思ってひけめを感じていたのです。
私は下の娘ちゃんを学童に入れて働いているのですが、その学童に入れると決めたとき、母に対してどういう風に説明したら、納得してくれるかを必死に考え練習していました。(すんなり賛成してくれましたが・・・)
私の母は、とても節約家で、私が小さい頃は、母自身に対してもお金をかけるということをしませんでした。
外食もほとんどなく、いつも何かしらごはんを作って食べさせてくれていました。
専業主婦で、いつも私たちの面倒をみてくれていました。
そして、母はお酒が苦手で、一切飲みません。
節約家で、いつも家にいて子供の面倒を見てくれて、お酒を飲まない母に対して、そんなふうに生きてこれていない私を、心のどこかでずっと許してほしがっているということに気が付いたのです。
このことに気が付いて、ちょっと泣けてきたと同時に、
「アタシ、キモイかも」と思いました。笑
母がそのことに対して、怒ったことなんてないし、(まあ、お酒に関しては散々叱られましたが。。。。)一人で勝手に申し訳ないって思って罪悪感背負って、ひとり相撲もいいとこだな、と。
もっと自分と、自分の夫と子供たちを大切にして、自分らしく生きて、そしたら結果的に母も喜んでくれるなって、そう思いました。
断酒して丸半年!
そんな気持ちにたどり着きました。