いつか私も行きたいな。 そう思ったのはもう6年も前の事だった。 webライターの塩谷舞さんが実施した #BuzzCamp その記事を見て衝撃を受けた。 東日本大震災で大きな被害を受けた南三陸町にある、南三陸ホテル觀洋にバズライターを多数引き連れて行き、そこでバズについての講義を行うとともに、東北の幸を堪能し、自然を感じ、震災について考えるという企画である。 ただ単にバズるためにはこうしろ!と言う講義ではなく、すでにある程度のバズを作れる人たちが、バズった後どうするか、こ
10年ほど前、私が働き始め、遊び呆けていた頃、 母が難病になった。 よくなることも、治療法もない。 緩やかな退化と衰退。 病名が決まる前、寝言が多くなったし、昔より動きが鈍くなっていた。 母も歳だし、老化かな〜とだけ思っていたが、 それが病気の症状だったと知った。 母の病名を聞かされ、真っ先に考えたのが 私の人生、結婚も出産もライフイベントとして起こってないのに、親の介護が数段飛ばしてきちゃったな。 ということだった。 これからどうしよう。 親の介護なんてまだ先のことだと
「あんなところ、自分の時間を生きられないやつが行くところだ。」 私が大好きな「猫の恩返し」の冒頭、ぶたねこ(ごめん)のルナルド・ムーン(ムタさん)の台詞である。 猫の国の王子を助けた主人公のハルが、猫の事務所で猫の国について説明する際にムタさんが吐く。 公開当時小学生だった私は、猫がたくさんいる所でみんなで昼寝して、遊んで、自由気ままに暮らせるなんて、なんていいところなんだと感じた。 中学生の時の金曜ロードショーで、バロンに再会し、2次元の世界に落ちた時も、その後の人生
3月31日。 明日から新しい年度が始まる。 新しい学年に上がる、社会人になる、新入社員が入ってくる、子供が保育所に入るなど、環境がガラッと変わる人が多いんじゃないだろうか。 世間が大きく変わろうとしている時、私は相変わらず布団に閉じこもっている。 布団にといっても、出かけるし、ゲームもするし、笑いもする。 でも心の拠り所となるお布団にしがみついて、いつでもしんどくなったら逃げ帰れるようにしている。 すぐに逃げ帰れない距離には飛び出さないといった方が正しいかもしれない。 再
ダメだった。 いや、ダメだと思うことがすでにダメなんだと思うけど。 結局定期的に通っている病院で、「もう一度休んだ方が良さそうだね。」と言われ、復職1ヶ月半と言う中途半端な期間戻ってきただけの病人に逆戻りである。 本当に自分でもどうしたらいいかわからない。 何がダメで気分が戻ってこないのかがわからない。 もっと自分と向き合わなきゃいけないのだけれど、その元気がない。向き合わなきゃいけないんだけど。向き合わないからいつまで経っても変わらないのだけど。 前回と同じ。月曜日に出
復職して1ヶ月。体調は日に日に悪くなってきた。 朝起きると体が重くて起き上がれない、 落ち着いていた頭痛との再会、 繰り返す嘔吐、 何も考えられなくなって、絶望の底にいる感覚。 やはり、鬱は簡単に去ってはくれないのか。 復職してすぐに問題にぶち当たった。 職場でネガティブな発言がよく飛び交うので、耳栓をして仕事をさせてほしいと、上司に申し出た。(耳栓はほんわり聞こえなくなる程度で、電話や呼びかけには気がつく程度の安いもの) すると上司は、「その発言をする人はあなただけに影
いよいよ明日から仕事に復職することになった。 以前のように無限に眠り続けることもなっくなったし、夜も安心して眠れるようになった。(薬は増えたままだけど。) 日が昇っている間に出かけられるし、腹筋ローラーも続いている(自分でも驚き)。姉が鼓舞してくれたおかげで職場の人たちとも戦える気がしている。 もしダメでも、3月までの辛抱だ。きっと4月には違う部署へ行けると信じて乗り切れるんじゃないかな。 炭水化物と砂糖を摂りすぎず、タンパク質をとって、水分をたくさんのむ。 当面はそれ
私は、家にいてゴロゴロしている時間が嫌いだ。無駄に感じてしまうし、特にやることがないので寝てしまう。だから、1日起きているためには外出して、コーヒーでも飲んで、散歩をする必要がある。(でも、目的があるわけではないので、生産性はない。アウトドアな引きこもり) それが、この度家の中で時間を潰せることが見つかったので、家での引きこもりに成功したのっだ。(イエーイ) 今までは一日中家にいる=寝て過ごす=悪だったけど、家にいてもやることがあるので、自分を責めなくてよくなった。 家
あらすじ 仕事での人間関係によりうつ病と診断された私。 しばらくお仕事を休み、1日10数時間寝る生活に。 ある日、姉から電話があった。 「げんき〜?なにしてんの〜?」 休んでいることは伝えていたが、まさか1日のほとんどを寝て過ごしている状況だとは知らない姉。 現状を伝えるとめちゃくちゃに怒られた。 「メンタル病んでるのに、引きこもってるとかバカじゃないの!?日光にあたれ日光に。昼寝すんな。夜寝ろ。 近所出歩いて職場の人間に会うのが怖いだぁ?ならうちに来いうちに。昼寝できね
現在私は休職している。 職場の人間関係が辛くなって、メンタルダウンしたのだ。 よくある話。 今の若い子は打たれ弱いから困る。 これでしんどいんだったら、何ができるの? 少し休んで、気が済んだら帰っておいで。 早く治してね。 何気ない言葉にじわじわとつぶされていく感覚だった。 今までも他の人が心を壊していくのを見てきた。 それが自分の番になってしまった。 なんて嫌な順番。 休みに入ってから、何をしていいかわからなくなった。 好きだったテレビは見られない。 時間があったら
長いお休みをいただいている。 家の中ではとても元気で、馬鹿なことばかりしているが、一度外に出ると動悸息切れが止まらないし、知り合いに会うんじゃないかと不安になるため顔を隠さないと出かけられない。 何か決定的な出来事があったわけではない。 むしろいつも通りに過ごしていたし、いつも通り職場の上司はクソだった。 いつも通り仕事をして、週明けに診断書を叩きつけて休暇に入った。 眠れない、少しのことで涙が出る、急にキレる、推しの出ているテレビを見る気にもならない。気分が海の底深くへ
※※※盛大にネタバレがあります。ネタバレ見たくないっていう人は今すぐ帰ってね※※※ レポというか、休憩時間や、帰りの電車内で書きなぐったメモがもとになっているので、語彙力がありません。初めてSnowManに会った時の感動を残しておきたいという自己満足が大きいので、参考にはなりません。ご了承ください。 オープニング滝沢歌舞伎zero2020the movieのオープニングで使用されていた海の映像。また会ったな未来都市…!と思っていると、いきなり薄い幕(あれなんていうの?)に
デビューからジワジワとハマり、自粛期間中にどっぷりとその沼に沈んだSnowMan。今までジャニーズには全く興味がない人生だった。グループ名を聞いてもいまいちピンと来ないし、人数と名前と顔が一致するのは嵐くらいだった。(キンキは7人くらいいるグループだと思っていた) 好きになったはいいものの、コロナのせいでライブやイベントも無く、テレビやYouTubeなど画面で見る彼らを応援してるだけだった。 9時間生配信も、 2時間生配信も、 デビューコンサートも、 滝沢歌舞伎ZE
2020年も終わろうとしている。 noteから今年のまとめレポートが来て、何となしに書いた文章を、自分が予想するよりもはるかに多くの人が目にしてくれていたということに驚いている。ありがとうございます。 今年はオリンピックが開催され、日本中お祭り騒ぎになるはずだった。それなのに、コロナのせいで全てが変わってしまった。医療関係者がいる職場なので、影響はとてつもなかった。 そんな中で私を救ったのは、あるジャニーズグループだった。コロナとジャニーズを同じ土俵で語ることは、なんと
7月18日。日本中に衝撃が走った。 三浦春馬のショッキングなニュース。 熱狂的なファンではなかったが、彼が出ている映画やドラマは見たことがあるものが多い。 速報が入った時、私は友人たちと一緒にいた。みんなもファンではないが、時代を代表する俳優のニュースにショックが隠せず、しばらく無言が続いた。 そんな中、一人が言った 「何かしんどいことがあったら、一晩寝て、みんなで集まって、とりあえず楽しい話をしようね。」 「しんどかったら逃げてもいい。絶対に生きてなきゃ。」
新型コロナウイルスの影響で外出自粛が言われ始めて早1か月以上。いくらインドア派とはいえ、そろそろ限界である。 始めのうちは、アマゾンプライムで映画やアニメを見たり、youtubeを見たりしていたが、テレビ画面を見続けるということ自体に飽きてくる。 コロナが明けたらやりたいことを考えることもある。 何をしよう。どこに行こうかな。あ、そういえば暖かくなってきたから、あそこのテラスカフェに行ってみようか。 なんて。 当初はすぐ終わると思っていた自粛生活も、いつ終わるかわか