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見えないチカラ~新たな出会いと新たな刺激~

2021.11.16 Tue

新しい出会いと運命


人生とは、何が起こるかわからないものである。

先日行っていたゼミでの現地調査。もともとは2人で行く予定だったが、結果的に5人で行くことになった。

きっかけは、自分がゼミの時間の時に、ある後輩に声をかけたことだった。

その後輩の班は4年生がおらず、その子ともう一人の2人しかいなかったため、活動に行き詰まっていたのだという。そんな時に、たまたま声をかけたことで、班を統合することになったのだ。

自分の班も自分ともう一人同学年の計2人しかおらず、後輩がいなかったので、お互いの需要がマッチングした感じである。

それに付随して、もう一つの班の後輩とも仲良くなり、その子も現地調査に同行することになった。その班とも合併の話もあったが、結果的にその班とは合併することはなかったけれど、現地の方とのコネクションを自分たちの代で終らせたくはなかったので、今回熱心に勧誘した。

そもそもこのゼミ自体が、出来てまだ3,4年しか経っていないので、まだまだ土台が出来ていないのだ。自分のひとつ上の代が一期生なので、自分の代がそのゼミでは2期生にあたる。

だから、班によって活動の進捗度合いが全く異なるのだ。

コロナ禍も影響し、現地の方との交流も自分の班以外は出来ていなかったので、今回の現地調査は今後のゼミにとっても非常に大切なものになると感じていた。

自分はあと半年で卒業してしまうので、直接自分にとってメリットはないのかもしれないけど、自分が関わっている現地の方やゼミの教授のためにも、なんとか土台を作っておきたい思いもあった。

そんなこんなで色々あり、後輩3人を連れて行くことになったのだが、結果的にみればすごく充実した調査になったと思う。

特に、後輩3人には直前での勧誘になってしまったものの、精一杯現地の方と交流し、多くの学びを主体的に行ってくれた。

そんな前向きな姿勢を見て、自分も沢山刺激をもらい、改めて自分がこのゼミ、班のためにできることを残りの時間でやっていこうと思えた。


リーダーシップ


こんなふうに自分がリーダーシップを発揮した経験は、大学生になってから初めてかもしれない。

「自分が引っ張らないといけない」

「自分が船頭に立つ必要がある」

そんな責任感を持って行動できたのかもしれない。

そんな時に、自分が今まで経験してきた、憧れてきた人たちのリーダーシップを参考にさせてもらった。

調査前日や調査終了後の帰宅途中に全体LINEでみんなにメッセージを送ってみたり、自分が先頭にたって現地の方と話し合いを進めつつ、全体を見ながら他のメンバーの様子を見て仕事や役割をお願いしてみたり。

最近はじめたインターンでの先輩たちの行動やサッカースクールで学んだ全体を見ることなどの経験を大いに活かせたと思う。


偶然か必然か


始めたきっかけは、すべて偶然生まれたものだったと思う。

コーチのバイトもインターンも今回のゼミ調査も、すべて運命と呼ぶべきものが自分に運んできてくれたプレゼントだったと思う。

そんな運命的な出会いやきっかけが今の自分を形成し、今回の調査でも自分を導いてくれた。

振り返ってみると、全てが繋がっていたかのようなプロセスに集約されているように思える。

でも、それらを始める時はそんなこと考えてもいなかった。

きっとこれからもそんな経験を沢山すると思う。

だからこそ、目の前のチャンスから多くのことを学んでいきたい。

もっともっと成長していろんな視座を手に入れたい。


原動力”見えないチカラ”


「今回の学びは、すべて00さんのおかげだと思います」

今回共にゼミ調査に参加した後輩の子に言われた言葉。

その言葉が本当かウソかは分からない。

でも、確信を持って言えることがある。

原動力は、自分が自分自身の成長を実感しているからだけではない。

こういった嬉しい言葉をもらえたことが、次の原動力を生む”見えないチカラ”になっているのだと思う。

だからまた次も頑張ろうと思えるし、行動して良かったと思えるのだ。

最後にもう一度言っておこう。

きっかけは、たった一つの声かけだったのである。

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