次の扉~新たなドアのその向こうへ~
2021.12.8 Wed
When one door shuts, another opens.
直訳すると「1つのドアが閉まると、もう1つのドアが開く」となる。
これは、「捨てる神あれば拾う神あり」ということわざを英語で表現したものだそうだ。
神をGodではなく、doorで表現するのがすごく面白いと感じた。
神様が複数存在すると言われている日本と、神はただ一人存在するという西欧文化の違いではあるのだろうけど、人生には沢山のdoorがあって、それがたった一つではないんだと思わせてくれる優しい表現でもあるなって思える。
「来季のトップチームのリストには載ってない」
11月の終わりにそんなことを監督から言われた。
意外と冷静でいられたというか、肩の荷が降りた感じもして少し楽になった気もした。もちろん、一個人として不満みたいなものもあったけど、一周回ってもうどうでもいいなって思えた。
自分の人生なんだから、自分が楽に楽しく過ごせる環境で生きていきたい。
そんな風に思っていた。
今シーズンが嫌だったわけではない。
レベルの高い仲間たちとサッカーが出来たことはすごく良い経験だったし、選手としても人としても成長したと思っている。結果を残すことは出来なかったけど、実のある充実した一年間だった。
でも、もうこれ以上は良いかなって思ったのも正直な思いだった。
練習にいくのにネガティブな感情だった日も結構あって、一年を通して前向きにサッカーに取り組めたのかって言われたらそうではなかったと思う。
自分にとって、結構ハードな環境だったんだと思う。
しがみついていかないとやっていけない環境。
だから成長もしたけど、精神的にきつくもあった。
サッカーで生きていこうとしている人たちと混ざることで、自分はやっぱりこの人達とは違うなって思っていた。
その人達のことは本当に人として好きだけど、自分にはこういう生き方は出来ないなって強く感じた一年でもあった。
仕事もサッカーも出来る範囲で頑張っていく。
これからはそんなふうに生きていきたいとも思った。
解雇宣告から一週間立った今日、昨シーズンお世話になった監督とお話する機会をいただけた。
「来季、00ともう一度一緒にサッカーがしたい」
そういってもらえたことが本当に嬉しかった。
今年で大学も卒業するから、サッカーを辞めるのにもいいタイミングなのかなーとも考えていたけど、やっぱりこのまま終わりたくない。そう思うことができた。
自分の実力不足であったことはまずは認めないといけない。
自分の実力がなかったから、トップチームにいる権利すら失ったのだから。それは間違いなく自分の問題だ。異論はない。
来シーズンからは社会人となり、サッカーを続けること自体が今までよりも大変になる。絶対に。
でも、それだけの価値があることを達成したいという思いが強く存在している。
自分と一緒にサッカーがやりたいと言ってくれた監督のためにも、今の監督を見返すためにも、そして、今まで頑張ってきた自分自身のためにも、二刀流の人生を成功させて、一年後に最高の結果をつかめるように頑張っていこうと思う。
まだまだこれから。