永遠
2022.2.25 Fri
時間は残酷もう魔法は解けてしまった 過去ばかりが綺麗に見える現在がまた散らかっていく (「イミテーションの木」 Mr.Children)
楽しかった旅も今日で終わった。
本当は昨日で解散予定だったけど、お互い次の日は午前中予定がなかったので、もう一泊できたことは嬉しかった。
彼女との時間は本当に一瞬で過ぎていく。
毎回そうだ。
一分一秒が楽しすぎて、気がついたらもう終わりの時刻を迎えてしまう。
それは本当に魔法のような時間だ。
だからこそ、時間が残酷に思えるし、ずっとこの時間が永遠に続いてほしいと心の底からいつも思っている。
永遠なんて存在しないことはわかっているのに、それでも永遠を願ってしまうし、永遠を信じてしまう。
ずっと一緒にいたい。
でもきっとそこには色んな壁や、超えないといけない問題がたくさんあるのだろう。
延泊した今日の夜中、ベットに横になって結婚観についての話をした。
正直、付き合ってまだ日も浅いし、学生であるうちに話すようなことではないとは思うし、まだイメージはできない。
でも、きっと彼女も気にはなっていたと思うし、これから同棲したいと自分から話した以上、近いうちに話さないといけないと思っていた。
それは彼女も同じだった。
「私は結婚したい人だし、この年齢で付き合っているから、やっぱり結婚は意識してほしい。結婚は自分にとっても、家族にむけてへのけじめでもあると思うから、結婚することでけじめはつけたいって思っている。でも、急かすつもりはないし、実際、一緒に暮らしてみないとどうなのかもわからないから、それはこれから決めることだとは思うけど。」
分かっている。
自分だってずっと一緒にいたいと思っている。
でも、結婚するってことが自分の中ではまだ中々イメージ出来ていないことも事実としてある。
だからといって、彼女と軽はずみで付き合っているわけではないし、彼女のことが心から好きで、一緒にいて楽しいし、ずっと一緒にいたいと心の底から思っている。
慌てることでもないし、それはこれから時間をかけ共に歩んでいく中で見えてくることだと思っている。
でも、今まで結婚はおろか、人とずっと一緒にいれないと思っていた自分からしたら、すごく大きな変化だと思う。
彼女と出会い、愛し愛される時間の中で、自分の今までの価値観が変わってきていることに自分でも気づいていて、とても不思議というか、自分自身に対して驚いている。
彼女の存在は、今日までの自分に大きな影響を与えている。
顔や見た目も好きだけど、彼女の中身もとても尊敬できる。
自分と対極な考えや行動をする。
他人のことや幸せを願うことができる優しさを持っているし、素直で喜怒哀楽が激しい。でも、ちゃんと考えて行動することもできる。いつも楽しそうにしていて、一緒にいてこちらも笑顔になれる。その笑顔が一番好きかもしれない。
自分にない彼女の能力がすごく羨ましいなと思っているし、そこは見習わないといけないと思っている部分でもある。
でも同時に、結構危なっかしいところもあって、そんな行動を見ていると守りたくもなる。そんな愛おしい存在。
だから彼女を離したくはないし、ずっと一緒に生きていきたいと思っているんだと思う。
彼女と一緒なら、どんな一瞬でも輝いて見えるし、きらめいた世界で過ごすことができる。
そんな幸せな時間が続けばいいのに。
今はただただ、そんな彼女との永遠を信じている。