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自然の大きさ~目の前に広がる可能星~

2021.10.26 Tue

初めてみた。こんなに星は見れるものなのかと。

屋久島の夜空には、満点の星空が広がっていた。そこには、光で出来た雲のようなものがある。これが天の川というものらしい。

調べてみると天の川とは、夏の夜空にうっすらと雲のように広がる帯状のものだそうで、その実体は、太陽も含めた恒星がたくさん集まったもので、宇宙に数多くある銀河のひとつなのだそうだ。

カメラでは決して写すことの出来ない感動的なパノラマが夜空一面に広がっていて、びっくりするほど何も言葉が出なかった。

宇宙の大きさを目の当たりにした気持ち、こんなにきれいな世界が目の前に広がっている驚き、壮大な世界を前に、自分というものの存在の小ささを実感した。

自分なんて、宇宙規模で見ればチリにも満たないほど小さいもので、そんな小さな自分の悩みや不安なんて、本当にちっぽけなものなんだと思えた。

それなのに自分はなんてくだらないことでくよくよしたり、悩んでいたのだろう。

満点の星空に、勇気をもらえた気がした。

この手で飼い殺した憧れを開放したい消えかけの可能星を見つけに行こう
どこかでまた迷うだろうでも今なら遅くはない新しい欲しいまでもうすぐ (Mr.children 「Brand new planet」)


現実世界の自分には、自分で無理だと諦めかけていた星がある。

でも、無理なんて誰が決めたのだろう。

誰が無理だと言い切れるだろう。

ゴールはいつも心の中にあるもの。

目指すべき可能星も、自分の手の中にあるはずだ。

世界は大きい。でも、宇宙はもっと大きくて広い。

こんな美しい星空を見ることができる。

だから自分は、どこへだって行ける。

自分で可能星を飼い殺さなければ、星は目の前で輝き続けているんだ。


今日しか屋久島の夜は過ごせなかった。

そんな貴重な一日に、これだけ快晴で、これだけきれいな星空を見ることが出来たのには、必ず理由があると思う。

これからの自分にとって、必ず意味のあることなんだと思う。

だから、宇宙から自分にこう言われている気がした。

「まだまだやれる。諦めなければ必ず達成できる。この宇宙の大きなを見てまた頑張ってみろよ」

本当に感動的で優しさに包まれた時間だった。


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