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心が揺さぶられる体験

最近、映画を見終わったあととてもヘトヘトになってしまいます

元々、映画を見ることが好きで映画館にもTSUTAYAへDVDを借りにも足蹴く通っていたのですが、今は結構な気合いを入れないと見ることができないのです


なぜだろう、と考えた結果

一番は自分が平穏を求めてしまっているのが原因なのかということにいきつきました


私は結構仕事が好きで、毎日の生活の半分以上の時間を仕事に費やし、その時間の中でかなり刺激的なことが多発している状況がここ一年半ほど続いており、それ以外のプライベートな時間はできれば平穏に生きたいと思ってしまっているのです


そんな中、先日仕事の打合せをしていたときに、最近見た映画の話になりました

2013年の映画だったのですが、タイトルを聞いてもわからず、その方との打合せの中でこんなにも映画が主体になる打合せは初めてでしたので興味がそそられました


その日は、その映画のことがすごく気になってしまい帰りの電車でもレビューを調べたりと完全に頭の中を占領されていたので、これは見ないと寝れない!と、観ないことがストレスになると思い気合いを入れて観てみることにしました


131分

何ヶ月かぶりに集中して映画を見ました


すごくよかった

131分の間、本当に心の起伏があちこち動いて忙しない時間を過ごしました


見終わった後に、作品が素晴らしいのは勿論のことですが、自分がこういう体験を久しくしていなかったことを思い出し、アドレナリンが出ていました(笑)


学生の時は、この感覚が大好きでいろんな映画を観漁っていたんだと

「映画体験」という言葉は、本当に的を得ています


自分は映画を観ただけ

なのに、この131分でわたしは知らない人の感情に惑わされ、知らない土地を感じ、初めての音楽を聴き、すごい体験をしてしまったのです


それはヘトヘトになるわけですよね

ただ、これは嫌な疲れではない

むしろこれは自分の生活の中でなくてはならない体験だなとも改めて思いました




最後に、今回の心が揺さぶられた作品は「鑑定士と顔のない依頼人」でした






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