日本🇯🇵vsボスニアヘルツェゴビナ🇧🇦
2月13日(日)、日本🇯🇵vsボスニアヘルツェゴビナ🇧🇦の試合が行われた。
今回はこの試合見て感じたこと、気がついたこと、特に印象に残っていることなどを書いていこうと思う。(9日のカナダ戦は全てをリアルタイムで見ることはできなかったが、後にバスケットライブで観戦した。)
まず、ボスニア・ヘルツェゴビナの35番ジョーンズ選手。
NBAでもMVPを取るような素晴らしい選手だと聞いていたが、本当に素晴らしい選手であった。
ポスト・ゴール下の支配感、3Pも打てるシュートレンジ、味方も生かすことのできるパスセンスと視野。
彼女1人に日本チームはかく乱された。
実際にスタッツを見ても
36得点23リバウンド4アシスト貢献度は+51
という素晴らしい内容であった。
日本の目線では、まずカナダ戦との大きな違いはレイアップ・ゴール下でのシュートチャンス、メイクが明らかに少なかった。
3Pシュートはよく入り「さすが」と思わせたが、1試合入り続けることはなかなか至難の業である。
ボールムーブが良くなければチームリズムも良く無くなってしまう。
反対にボスニア・ヘルツェゴビナは35番ジョーンズ選手を起点に「集めて散らす」ボールムーブメントができており、リズムのいいシュート、1on1が可能となっていた。
ボールのペイントタッチ、集めて散らす、というボールムーブメントについて再認識させられるゲームだったのではないだろうか。
次に日本のディフェンスについて。
先ほどから述べているように、ボスニア・ヘルツェゴビナの35番ジョーンズ選手をいかに止めるかということをまず課題にしているのだと感じた。
渡嘉敷選手の場合はできるだけ1人で、他の選手の場合はダブルチームを積極的に仕掛けて、というコンセプトだったように思う。
ダブルチームを仕掛けるのは良いが、キックアウトから簡単な3Pを許しすぎた。
3人目のクローズアウトが遅れていたのだ。
また、カナダ戦では非常に効果的であったハーフライン付近からプレッシャーをかけるゾーンディフェンスがあまり目立たなかったように感じる。
相手もスカウティングをしていたはずなので、何か対策をしてきていたのか。。。
もしもっとゾーンが効果を示していたならば、試合の展開は変わっていたのかもしれない。
最後に、日本は敗戦はしたが、東京オリンピックを踏襲しながら次のステージに向けて歩んでいるのが良くわかる今回の2試合であった。
「ワクワク最強」の恩塚コーチのコーチングがどのような効果を生んでいるのか、これからどんな形でチームが作られていくのか。
こちらもワクワク。興味は尽きない。
以上試合を見て感じたこと、特に印象に残っていることである。
女子バスケが注目を集め、色んな人が試合を見た感想を述べていて、それぞれの視点があってとても面白い。
ならば僕もこうやって発信していくことで、誰かが何かを考えるきっかけになるならば、意味はあるのだと思う。
これからも試合の感想も含め、色んなことを書いていければと思う。
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