「走らんか!」を読んで。
福岡第一高校の井手口先生の本を読みました。
走らんか!
もともと読書は苦手で、最近は特に本を買うけど読めていない状態が続いていました。
でもこの本は興味深く、すんなりと読み切ることができました。
それは多分、自信のない僕の考えを「間違っていないよ」と勇気づけてくれている本だからなのでしょう。
井手口先生は福岡県の高校から日本体育大学に進学し、在学中から高校生のコーチングを始められたそうです。
自分の思うように就職はできなかったそうですが、当時女子バスケット界の名門の中村学園女子のアシスタントコーチをされていたそうです。
そして転職する形で今の福岡第一高校のチームを立ち上げられたそうです。
様々な困難や苦難を乗り越えて今の井手口先生があるということがよく伝わってきました。
井手口先生の指導は一言で言うと厳しい指導です。
僕たちが高校の頃「怖い」と思っていた先生が井手口先生なのだと思います。
その本当の気持ちの部分がこの本には入っています。
だからただ厳しいだけではない。
愛情たっぷりに厳しくしているのです。
最近、高校に進学する中学生はどのように考えているのだろうと思うことがあります。
やはり褒めて貰えば嬉しくて行く。
強豪校だから行く。反対に行かない。
この指導者の元で教わりたいから行く。
色んな理由があると思います。
厳しいところってなかなか人気がないのかと言うとそうでもないのです。
やはり、そこで自分が成長できるかどうかを直感的に感じているからその学校を選ぶのでしょう。
そういったバスケ部を作り上げたのは井手口先生です。
今のうちに井手口先生のところへ行って、指導者としての何かを感じ取りにいきたい。
今は無理だけど。。。
せっかく行動したいと思ってるのに諦めなくてはいけないのが本当に残念です。
この思いを溜めておいて、絶対にいきたいと思います。
そう思うと楽しみ!!