木月

日々の気付き

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    扁桃摘出手術の記録。誰かの参考になれば。

最近の記事

本と芸術をめぐる旅|松本・信濃大町

11月の三連休を利用して、夫と長野県の松本と信濃大町を旅してきた。 毎日何らかの書店に赴き、中日には芸術祭へと足を運んだ二泊三日のことを記録していこうと思う。 書店めぐり栞日 学生時代からずっと気になっていた松本の書店・カフェ「栞日」。 旅行初日についに足を運ぶことができた。 急な階段を登って二階に上がると、天井近くまで本やZINEが並んでいる素敵な空間が広がっていた。 あいにくの雨だったが、静かな店の中に入ると雨音がいいBGMに聞こえてくるから不思議だ。 夫とそれぞれ

    • 色々あるから輝く表現|日記(10/30-10/31)

      10月30日(水) 休日。6:30に起きて家事と身支度を済ませる。 先日、年金事務所から未納期間があると連絡がきてしまっていたので電話で問い合わせ。 連絡が入ったのは2回目で、扶養期間中に第3号の申し込みがなされていなかったとのこと。 訳がわからないからもう納付しますんで…と言うと、職員さんが「本来は支払い義務発生しないはずだから、もう一度旦那さんの会社に聞いて!」と提案してくれた。 すぐに夫に連絡すると、仕事忙しいのにささっと対応してくれてありがたい。 時間になったので家

      • 心の健康|日記(10/26-28)

        10月26日(土) 朝目が覚めると、出張から帰ってきた夫が隣で眠っていた。 当たり前のことが嬉しい。 布団で少しおしゃべりした後に起き上がると、リビングにはたくさんのお土産が。山形の和菓子や琴平荘のラーメンと、スイカペンギンのハンカチ。 忙しい中買ってきてくれたのだと思うとありがたいし、ハンカチは可愛すぎて会社にお守りとして持っていくことにした。 先日買ったチェックリストにやることを書いてから、今日は朝から二人で掃除。 寂しかったのか、夫はことあるごとに抱きついてきて甘えて

        • プチ一人暮らしと生理|日記(10/23-25)

          10月23日(水) 今日から夫が二泊三日で出張。スーツがよく似合っていてかっこいいけど離れるのは寂しい。「LINEしてね」と約束して見送る。 休日なので朝ご飯は豪華にベーコンエッグとバナナとパン。 mさんの記事を読んで気になっていたポッドキャスト『OVER THE SUN』を聞きながら洗濯やメイクをする。5年前を振り返るトークテーマのようで、上の世代を中心に様々なお便りが送られてきていた。 波瀾万丈でない人など一人もいなくて、みんな色々抱えながらも懸命に生きているのだと思う

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          夫とドラマにハマる日々|日記(10/19-21)

          10月19日(土) 休日といえど、体内時計が切り替えられないことは自明なので、いつもとそう変わらない時間に起床。昨日23時に寝たからいい目覚め。 身支度を済ませて、今日は夫と朝からショッピングへ。お互い一人で良く行っていた街で二人で行くのは久々だ。電車では九段理江(最近めちゃくちゃ好き)の『しをかくま』を読む。読書欲が低下してきた兆しがあったので、あえて好きな作家の本を持ってきてみた。 到着後、駅の近くでフリーマーケットが開催されたので覗いてみることに。岡山県の倉敷のジーン

          夫とドラマにハマる日々|日記(10/19-21)

          猫とルロイと時々Orange|日記(10/13)

          10月13日(日) 結婚記念日から一ヶ月。先月できなかったお祝いのため、今日は夫と鎌倉に行く。 出かけるまで時間があったので、お互い2時間ほど勉強。夫が「勉強は時間ではなくて、密度だよ」と言った意味がなんとなくわかる気がした。 行きの電車で高瀬隼子の『新しい恋愛』を読んでいたら、あっという間に到着。久々の鎌倉駅は身動きが取れないほど混雑していた。 人混みを掻き分けながら、予約していた「Orange」というフレンチのお店に向かう。記念日どうしようかねと話し合っていた際、偶然に

          猫とルロイと時々Orange|日記(10/13)

          人に期待せず、自分を好きになってみる

          最近、人に期待してしまっていた。 まず職場の仲のいい先輩。 数年後に私の配属先が潰れるという噂を聞いて、「パート勤務だから、その時が来たら解雇されてしまいますか」と質問してみた。 すると、「上司に聞いてみないとわからない」という返事だった。 普通の回答なのに、何故か切ない気持ちがした。 先輩は親友と同じくらい話しやすく尊敬していることから、仕事という枠を超えて勝手に近い存在に感じていた。 おそらく心の何処かでは「もしそうなっても、一緒に仕事をしたい」「辞めないでほしい」と言

          人に期待せず、自分を好きになってみる

          宙に浮いた言葉たち|日記(10/9-10/10)

          10月9日(水) 休日。朝から病院で診察。うまくいけば今日で病院に行くのは最後になる。仕事に行く日と同じ時間に家を出る。 予約したのは9時だったが、早めに呼んでもらえた。口を開くのが下手くそなので、先生に4回くらい「あーって声を出してください」と言われ、ロングトーンばりに声を出し続けた。 「もうかさぶたが剥がれたので、今日で最後になります」と聞いてホッとする。 今後は普通の生活に戻っていいかと気になり、「普通の生活…」と呟くと「あ、もう通常通りに生活できてるんですね」と先に

          宙に浮いた言葉たち|日記(10/9-10/10)

          気持ちのいい秋|日記(10/6-10/8)

          10月6日(日) 休日。部屋干ししていた洗濯物をたたみ、朝食を食べる。起きてきた夫と話しながら献立を考える。土曜日に親知らずを抜いたのにも関わらず、夫は何でも食べれそうな調子。今夜は秋らしく、さつまいもご飯を作ろうと思う。 午前のうちに衣替えを開始。こんまり先生に従ってときめかない服を仕分けしていったら、合計10着くらいあった。一軍の服だけ仕舞われたクローゼットを眺めるとテンションが上がる。 夫が「最近、洋服を沢山買ってしまっている」と言っていたので、人には好きな服と似合う

          気持ちのいい秋|日記(10/6-10/8)

          知らない世界へ連れて行ってくれる|日記(10/3-10/5)

          10月3日(木) 休日。6:50くらいに目が覚めると、7:10に家を出るはずの夫がまだ寝ていた。しかも微笑んでいる。急いで起こし、ついでに自分も起きて洗濯物を干すなどした。今日はパワースポットのお寺に行きたい気分だったので、仕事の日と同じ時間に家を出ることに。 いつもとは違うローカル電車に乗ると、車内には地元の子供たちの描いた絵が展示されていて癒された。目的の駅に着き、バスに乗り換える。バスは山道をどんどん登り進める。 いざお寺に着くも、延々と続く階段と森林。無人の中歩くの

          知らない世界へ連れて行ってくれる|日記(10/3-10/5)

          無理はしない主義でも君となら|日記(9/27-9/29)

          9月27日(金) 作り置きしていた豚とインゲンの味噌炒め、卵焼きとポテトサラダをお弁当に詰めて出勤。今日は大雨予報だから早めのバスで向かう。 入院で休んでいたことと月末が重なって、業務は忙しかった。途中、別室で会議が始まって例の上司の怒鳴り声が聞こえてきたので、夫に進められていた「イヤホンでシャットダウン」を試してみる。するとタイミング悪く社長に話しかけられてしまい、いつも音楽聴きながら仕事してる人みたいになってしまった。でも誰にどう思われてもどうだっていいや、と思う。 その

          無理はしない主義でも君となら|日記(9/27-9/29)

          世の中に中指を立てながら、生活を愛する|日記(9/21-9/22)

          9月21日(土) 休日でも7時までには目が覚めるようになった。入院生活で得た恩恵である。基礎体温を測ると急激に低くなっていた。おそらく今日、生理が来るだろう。寝ている夫をベッドに置いて、身支度をする。久々にコンタクトをつけて化粧をすると、それほど工程が多いわけではないのにこれを毎朝やっていたのかと驚く。起きてきた夫と一緒に朝ごはん。実家で貰ったバームクーヘンを食べる。このバームクーヘン屋さんはもう閉店が決まったらしく、少々切ない気持ちになる。 emiffyさんの動画を観て生産

          世の中に中指を立てながら、生活を愛する|日記(9/21-9/22)

          これから扁桃摘出手術を受ける人へ

          先日、扁桃摘出手術のために人生初めての手術・入院をした。 多くの病院では毎年症例数が100を超えるらしいが、それに比べて体験談が少ないように感じた。 私自身、手術前はリスクについての不安、術後は痛みや出血に対する不安に苛まれていたため、この体験談がこれから手術を受ける人に少しでも参考になれば良いなと思う。 入院日程・費用いつ手術を受けたらいいか まず、手術を行うのが喉であることから縫うことができず、かさぶたができて剥がれる経過をじっと待たなければならない。そのため、病院に

          これから扁桃摘出手術を受ける人へ

          まさかの吐血で再び病院へ|扁桃摘出手術日記⑤

          退院一日目(術後七日目) 朝から在宅勤務。集中しずらいながらもなんとか仕事を終えて、白菜のすき焼き風うどんを作る。ここ最近まともに食べれていなかったこともあって、痛みはあれどゆっくり完食した。 『ラブトランジット2』を観たり夫と話したりしてから、重い腰を上げてシャワーを浴びることに。しかしここで事件発生。シャワーを浴びた瞬間に口から生温かいものが上がってきて吐き出すと、真っ赤な血がついていた。恐れていた術後出血が始まってしまったようだ。すぐに風呂場から出て夫を呼ぶも、話せ

          まさかの吐血で再び病院へ|扁桃摘出手術日記⑤

          痛みとの闘い|扁桃摘出手術日記④

          入院七日目(術後五日目) 3時半に目が覚める。またぬれマスクがどこかに行ってしまったようだ。冷蔵庫で冷やした水を飲むと、耳の奥まで痛くなった。薬が切れて喉が痛い。下剤を飲んだからか、久しぶりにお腹もひどく空いている。夫とのLINEを見る。退院後は自分も家事をやるから無理しなくていいと言ってくれた。そう言ってくれたのに、ここ数日は孤独な気持ちが拭えず、結局人間は独りなのだという気持ちが胸を覆っている。泣きながらなんとか眠りにつく。 6時過ぎ、起床。喉が痛い。朝食は練り物の煮物

          痛みとの闘い|扁桃摘出手術日記④

          すべて分かり合うことはできなくても|扁桃摘出手術日記③

          入院五日目(術後三日目) 何度か目が覚めたものの、起床時間の6時まで眠れた。相変わらず飲み込む時が痛い。痛みレベルは昨日と変わらず、扁桃炎にかかった時くらい。気分が停滞したままだったので、食事までラランドの動画を観て過ごした。朝食はほうれん草と玉ねぎの煮物、かぼちゃサラダ、おかゆ、味噌汁。食べる時舌の痺れも酷くてあまり口が開けられず半分残した。虚無っぽい気持ちになってしまい、カーテンの破れてる一点を見て過ごす(暗い)。 そういえば入院日から全く便が出てない。看護婦さんにも

          すべて分かり合うことはできなくても|扁桃摘出手術日記③