猛暑を吹き飛ばす“グビグビ系”ワイン、できました!
渋谷・新宿をSHINDO WINESがジャック!
全国的に梅雨も明けていないというのに、猛暑で日本列島が大変なことになっております。
皆様は、いかがお過ごしでしょうか?
「九州/日本の夏に最高のワイン」をお届けするSHINDO WINESとしては、想定よりも早く飲みごろが来てしまいましたが、この7月1日に、真夏にピッタリの新作ワイン2種をリリースしました。
それらのご紹介の前に、都内でのプロモーションを告知させてください。
まず、7月18日木曜日に、渋谷で大バズりしている天ぷらと白ワインのお店「テンキ」さんで、SHINDO WINESとのコラボイベントを実施いたします。
当日は新作を含むラインナップをグラスでご提供のほか、おトクな飲み比べセットを4杯2,000円でお出しします。
私もカウンターに立ち、お客様へサーブしながら、ワインについていろいろとお話させていただくことを楽しみにしております。
都内での単独イベントを、超人気店のテンキさんで開催できるなんて、本当に最高です。
ぜひ、お気軽にお出かけください!
また、7月17日より新宿伊勢丹で開催される「世界を旅するワイン展2024」にて、ゲスト生産者として「wa-syu」さんのブースにお邪魔いたします。
すでに完売となった「Égalité 2021」も、会場で少数販売いたしますので、皆様とこの機会にお目にかかれれば幸いです。
では、新作ワイン2種のご紹介に移らせていただきます。
フレッシュな果実味が魅力!“グビグビ系”微発泡ワイン
UKIHA BUBBLES 2023
2021年より継続してリリースしている、UKIHA BUBBLESの第3弾です。
これまでのヴィンテージとは異なり、2023年度からは空調設備の整った新しいワイナリーでのワイン造りが始まりました。
ワイナリー内の室温をコントロールできるようになったことで、発酵時の温度管理を厳密に行うことができ、より健全な発酵が可能になりました。
今回のUKIHA BUBBLESは、自社園地のピオーネをマセラシオンカルボニック製法で醸したもろみと、キャンベルアーリーをダイレクトプレスで醸したもろみをブレンドしました。
また、味に深みをもたらすために巨峰も一部ブレンドしております。
完全に熟したピオーネとすこし若めの青いピオーネを2回に分けて収穫し、それぞれを一緒にすることで、フレッシュな酸度と、食用ブドウならではの心地よい果実味の両方を表現できました。
2023年9月に瓶詰を行い、そこから約10ヶ月間の瓶内二次発酵/熟成を行いました。
前年の2022年ヴィンテージも好評をいただきましたが、今回はブドウの収穫時期を早めることによって、前年よりも適度な酸を残すことができました。
よりフレッシュな酸味と果実感のある“グビグビ系”微発泡ワインをお楽しみください!
ラベルデザインについて
ラベルアートはこれまでと同じく、福岡県在住のアーティスト「WOK22」さんに描いていただきました。
本商品はうきはの魅力をワインとして表現したものです。うきはの自然(耳納連山・筑後川・太陽)、うきはの人々のエネルギー、クリエイティビティーを感じていただければ幸いです。
今回のヴィンテージでは熟しきっていない、若いピオーネを一部使用したため、緑色を主体としたラベルになっております。
目指したのは、世界一飲みやすいオレンジワイン
ASAHA ORANGE 2022
SHINDO WINESの巨峰100%オレンジワイン、第2弾です。
巨峰は大粒で水分が多く、皮に含まれる色素も強くありません。
長期間の発酵でも、一般的な赤ワイン用品種のような、紫がかった濃い赤色を表現することが難しい品種です。
しかし短期間の醸し発酵を行うと、皮に含まれるタンニンがそこまで強く影響しないため、ジューシーでかわいらしく、飲みやすいオレンジワインができ上がります。
ASAHA ORANGEは、デラウェアのような色をした、赤みがかった熟度のある巨峰のみを使用したオレンジワインです。
前回の記事でご紹介した、オレンジワイン第1弾のÉgalité 2021は「しっかりしたオレンジ」を意識して造りました。
それとは対照的に、ASAHA ORANGEは「クリーンで飲みやすいオレンジ」をイメージしてブレンドを行っています。
ブレンド比率は、オレンジワインが4割強、白ワインが6割弱です。
白ワインとブレンドすることで、オレンジワイン特有の苦みや渋みを軽減できます。
また香味に深みを表現するために、長期間の醸し発酵を行った赤ワインを隠し味的な要素で、ブレンドしています。
ブレンドに使用したオレンジワインは、樹脂タンクで5日間常温で発酵させてからプレスし、その後はアンフォラにて発酵を行いました。
白ワインは一晩のスキンコンタクト後、ステンレスタンクにて低温での温度コントロールを行い、3週間かけてゆっくりと発酵を行いました。
どちらも発酵終了後に2週間静置したのち、澱引きを行い、ステンレスタンクにて6か月間の熟成を瓶詰前に行っています。
瓶詰は2023年4月18日に行い、そこから約15か月間の瓶内熟成を経てのリリースとなりました。
温暖な福岡・九州の土地柄を十分に表現した1本に仕上がりました。
オレンジワインの味わいがあまり好みではない方にこそ、お試しいただきたいと思います。
ラベルデザインについて
ASAHAシリーズのラベルテーマは、夏の象徴「雷」。
雷はエネルギーの源です。
これをワインシーンに置き換えれば、エネルギッシュな若手ワインメーカーや、活気あふれる街・福岡、笑顔あふれる飲み手の姿こそが、エネルギー源であると言えます。
また、雷は古来より農業と密接した関係があります。
農耕民族である日本人は「雷が落ちると稲がよく育つ」と、古代から雷を神聖なものとして崇めていました。
神社でみかける「紙垂(しで)」も、その一例です。
自然の恵みに感謝し、自然と共に醸し、生きていきたい。
このような想いを込めたデザインになっております。
以上、新作ワイン2種のご紹介でした。
次回は、私がワインメーカーを目指すまでの個人的なストーリーをお届けいたします。
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SHINDO WINESの最新情報は、阪本のInstagramで随時お伝えしています。