副業としての農業-兼業農家という生き方
私が住んでいる福島県では、農地を持っている方が結構多い。そして、農地を持っている方は、兼業農家という形で0.3~3ha(ヘクタール)程度の田んぼや畑を耕作している。この兼業農家、自分一人だけでやっている人は少ないが、例えば在宅にいる祖父や祖母が日中の手入れや管理をして、経営判断や人手のやりくりなどを任されている働き盛りの40~50代の方も少なくないだろう。
この兼業農家の儲けを考えてみる。例えば、水稲3ha(ヘクタール)であれば、福島県の1ha当たりの売り上げはおおよそ1,