スマート農業家"HARUKING"ハルキン

2010年にリハビリ職として神奈川県の病院で修行を開始。2020年には農業経営、農作業、農業関連会社役員をしているので、未来は全く予測できませんね。全ての農業家、チャレンジしている方を応援しております。では、また。

スマート農業家"HARUKING"ハルキン

2010年にリハビリ職として神奈川県の病院で修行を開始。2020年には農業経営、農作業、農業関連会社役員をしているので、未来は全く予測できませんね。全ての農業家、チャレンジしている方を応援しております。では、また。

最近の記事

野菜とかお米の美味しさの正体ってなんだろうかと考えてみると農家が考えているのと少し違うのかもしれない

皆さん、こんにちは。今年も雨が多いですね。毎日水害のニュースが流れてきて不安になります。 まずは現状把握からだと思いますが、一刻も早い復旧がなされることを願っております。被災された方々、本当に大変です。陰ながら支援していますが、それくらいしかできず。。。 この文章はつい最近までメディアや広告やブログ、などのなんだか華々しい世界とは無関係にいた田舎の農業家がちょっとずつ勉強しながら文字を書いております。0からみなさんと歩ませていただくのでどうかご慈悲を。笑 さて、今回は農業

    • 地元の農業高校の生徒さんへ授業してきた話 〜10代が獲得しておくと楽になる知識と技術〜

      皆さん、こんにちは。本日は寝不足の中、農業高校の2年生と3年生に授業をしてきました。内容は農業で活用しているドローンについて、ということでしたが、私が座学を担当し、他のチームメンバーで実技を担当しています。というか、今も実技をやっているわけですが。 せっかくこういったご依頼をいただいているので、生徒さんだけでなく先生にもちょっと響く内容にしてみようかな、とか思ったのは内緒です。しかし、当たり障りのない話はしないつもりでした。特に私たちからしたら簡単な内容でも、高校生はまだ社

      • 闇だらけのドローンビジネス-1- 農業業界からドローン業界に参入した企業として感じていること

        農業関係から突然ドローンの話になります。脈絡がないように見えますが、業界の技術革新や技術の進化により、他分野へ活用される場面は非常に多いですよね。その流れで、我々も農業分野からドローン業界へ参入しました。農業分野で現在実用的に使用されているドローンは、「農薬・肥料などの散布用ドローン」「生育調査用ドローン」この2つです。他にも、鳥獣害対策でドローンを活用しようという動きはありますが、いまだ実用的な面では不十分であり、実際には活用されていない、というところです。私は、全国的にも

        • 農業から考えるビジネス全般のコスト削減方法 -2-

          おはようございます。昨夜から雨が降り続いています。私は農業関連会社の役員と農業法人の代表をしておりまして、農業法人では従業員を雇っています。勤務時間は5:30~12:30でなんですが、本日のような雨だと外での農作業を指示するのが非常に申し訳なく感じます。農作業は天気によって大きく影響されるので、農作物だけでなく、雇用関係にも大きな影響があります。 さて、昨日の続きです。コスト削減を考える際に、どの分野を削ったら良いのか、という点です。 私が考えるコストを削るべきところは、

          農業から考えるビジネス全般のコスト削減方法 -1-

          皆さん、こんにちは。各所で大雨により水害が多数発生しておりいたたまれない思いでいっぱいです。特に九州のみなさまはどうか命を守る行動を選択されることを祈っております。 さて、こういった大雨等の自然災害は、農業にとっては非常に悪い収穫量が減少したり、収穫物自体を流通に乗せることができず農産物が腐ってしまうこともあります。 工業製品と違い、賞味期限や消費期限があるのが農産物の最大の欠点でもあり強みでもあります。が、こと災害時においてはマイナス面が大きく出てしますので、農業経営的

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          副業としての農業-兼業農家という生き方

          私が住んでいる福島県では、農地を持っている方が結構多い。そして、農地を持っている方は、兼業農家という形で0.3~3ha(ヘクタール)程度の田んぼや畑を耕作している。この兼業農家、自分一人だけでやっている人は少ないが、例えば在宅にいる祖父や祖母が日中の手入れや管理をして、経営判断や人手のやりくりなどを任されている働き盛りの40~50代の方も少なくないだろう。 この兼業農家の儲けを考えてみる。例えば、水稲3ha(ヘクタール)であれば、福島県の1ha当たりの売り上げはおおよそ1,

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          農業からビジネスの始め方を考える

          みなさま、おはようございます。 今年は梅雨らしい、という言葉が適切かは分かりませんが、雨の日が多いですね。天候に左右されるのが農業の難しいところでもあり、面白いところでもあります。 天気が悪ければ、悪いなりの管理が必要になる。 天気が良ければ、良いなりの管理が必要になる。 要は、その時々の状況に応じた臨機応変な対応が求められることになります。ということは中期的、短期的な計画はなくても良いのか、というとそうではなく、綿密な中長期的な計画の元に短期的な計画の微調整が必要と

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          農業は稼げるのか!

          みなさま、おはようございます。こんにちは。こんばんは。 農業家のハルキンでございます。 農業家と言っても何をしているのかわからないよう、という方もたくさんいらっしゃるでしょうから、説明しますね。 私は、農業関連会社の役員と農業法人の代表、という立場で仕事をしています。 農業法人は2年前に設立したばかりで、それまでは農業関連会社だけの仕事でした。 その前には、作業療法士、という病院でリハビリをするお仕事もしていましたので、割と安定した仕事から会社役員という名ばかりのブ

          農業×未来×自分の生活

          初めまして。スマートな農業家として活動しているハルキンと申します。 「スマートな」というのは、もちろん体型的にもスマートでありたいという思いもありますが、農業経営的にスマートである、そして先端技術を取り入れた農業をしていく、という点を意識しています。 そして「農家」ではなく「農業家」と書いているのは、「実業家」という響きへの憧れがあります。「農家」というとどうしても田舎の畑とか田んぼをのんびり耕している風景を思い描いてしまいませんか?そんな「農家」のイメージを払拭してカッ