優しくて損をするとき
誰かの講義などの話を聞くとき、その話の質が悪いなと思ったら自分は話に傾ける耳を30パーセント程度に抑えて残りの分でほかに自分のやるべきことをするのだが、せっかく話してくれているのに申し訳ないなと思ってしまう。その申し訳なさは自分からすれば厚かましさにも思え、相手からすればありがた迷惑にもなるだろうに。特段話を聞かなければならない状況でもない限り自分のことに時間を使うほうが大切なのであろうに。人の気持ちになって考えていて偉いねと言われることがしばしばあるが、その分自分、自分を捨