エンタメ企業 3日目 議論の構成を把握して、動員しろ。それが議論の手綱を持つこと

Day3

昨日の夜は俺は行かなかったけど、大変だったらしい。まあそれでもやってるってすごいよな。

やっぱ、抽象フレームを置き去りにすると、議論したことの結果ってイマイチなんだよな。あれあんなに喋ったのにこれしか実にならないんだっけ、ってことになる。まあ俺が都合よく見てるのかもしれないけど。そうなんだよねえ、具体に入るといくらでも考えられちゃうからな。

まいいか。そんなにバチバチやって、それでも今日普通に喋れるってメンタルが強いわ。(これに関しては、実は違ったってことが後でわかる。)

体裁を整えるのと、イメージを作るのと、まあじゃあいいか。俺は普通にスライド作っちゃおう。

数字を出すことが、あるいはその正確性がそんなに大事じゃないとして、じゃあ仕事を実際にやる時は何が大事なん?

同調圧力的な話と主体と受動的な話があり、それって微妙に違う話だが、どっちも入れたいんだよな。周りを気にしないで好きなものを好きって言える話と、巻き込むことの楽しさ。周りが好きなので、気にしないで好きなことを好きって言えて、それと主体ってちょっと外れてるけど、でもまあ混ぜるか。

同調圧力と、受動的な楽しさに終始すること。

プレーヤーの能力として、どうなの?と思ってしまうのは、なんかなあ。そうするとあっち行ったりこっち行ったりしちゃうからな。役割が。でもなあ。でもなあ。俺がプレーヤーをやってもなあ。とは思うんだよな。

えーと、俺が内容について、おぼついてないってか認識がずれてたよねって話と、結構仕事量が多いって話と、要は優先順位をつけて捨てられるところは捨ててねってことやな。えーと、図とかはまあ作るとして、内容を文章で書く、みたいなとこに関してはうっすく書いて、喋ってもらった方がいいわ。

スライドを作ること、つまり具体的な具体をいじることと、議論の構成を考えること、つまり非常に抽象的なことを考えることって、両立しないんだろうな。だからスライド書きながら議論の誘導をしようとすると、すーごいかち合って、

俺ってちょっとバカだな、そうだよな、他者のことを動かしたいなら、相手が何欲しいんだっけ、何したいんだっけ、ってことを考えればいいだけだよな。俺がやりたいからこうしようよ、ってのは、なんの意味もない。バカにも程があるわ。

ああなるほどね、そういう戦い方もありね。ああなるほどね、大人だわ。というのは、よくやってるなあと思ったらよくやってなかった。おもろい。

久々に笑顔が引き攣ったわ。笑いたくない時に笑うのがきついんだなって。

目標数値、ターゲット顧客、顧客の課題、解決施策、効果試算。これがスライドの流れだし、基本的な議論の流れでもある。

人間関係って喧嘩して仲直りしてだよな。

変な人は変な人だし、ちゃんとした人はちゃんとした人だ。

端的にさ、こんだけでかいお題でもし学生がいい案を出したら会社として採用しますって、そら無理よな。社員の方がこういうのはできるだろ。

まあ、発表の中で数字の時間はあった方がいいかなって。思ったかな。

変な人は変な人だなって思ったし、変な人ってのは聞きたい時は聞いて聞きたくない時は聞いてないんだなってのはわかったし、まあバランスだろうなって思ったよな。まあいいんじゃなかろうか。もう一人の人が結構ちゃんとしてそうだったし、ああでもな、どうだろう。

俺の方ができる、って思ってるのは、そこが傲慢なんだよな。俺は単に抽象レベルが高いことを考える方が得意ってだけであって、具体と抽象の微妙なところにおいては他の子の方ができたりするから、それを俺は頼るんだよと。その意味で、役員の人が立場は同列だって言ってたのは、どの部分を担当するのか、って観点で並列だよねってことだろうな。

ああだから、この意味で、これは俺はそっちのタイプだなって。聞きたいことを聞いて、考えてる時は全然聞いてない。ただそれは、プレイヤータイプな感じするよなあ。まあでも、めっちゃ聞いて、考えて、質問して、それに対しての答えを聞いて、ああ、って思うくらいならいいんじゃないだろうか。いや単に、具体を聞いてそれに対して面白いとか楽しいとか、そういうことよりも、抽象的な、あるいは形而上的な場面において答えを見つけること、というか、より正しい答えを見つけることに関心があるってだけな気がするな。

面白いけど、納得しにくいな。ジャネの法則って何?ってなりそう。ただ、面白いよな。面白いし、ちょっと言葉を変えたら、人生は短い、みたいな方向性は面白いと思うんだよな。

まあでも、なんとかスライド完成までねじ込めた、というのは良かった。

が、結局ほっとくとまともな議論ができないし、正しい議論のテーマってか目標に導くのも大変だし、あーあ、議論の手綱を手放しちゃったなあ、って感じがする。まあなあ、てか、今更手綱がある程度見えてくるって俺もそれはそれでどうなのって感じだけれども。もっと早めに気付いてくれよって。その意味で俺の頭がお粗末ではあるが、まあ、いいか、今分かったんだから。いやまあちょっと凹むけど。まあわかったからいいや、仕方ない。

だるいなあ、って思うけど、まあしょうがない。プレーヤーのレベルとしてどうなの、ってのは、思うところではある。が、うーん。それに文句言ってどうなるの?それ生産性あるの?ってところを考えたいよな。人に文句を垂れてる奴は、ってかその時間は、俺にとってなんの生産性も、向上も、進歩も、何もいいことがない。気持ちがいいかもしれないけど、それ1個メタの観点から見たらすごくダサいしイタいから。文句を言いたくなる時もあるし、ちょっと文句が出る時もある。正直人間だしね。だけど、そこに留まっていいのか、ってのは美学的な問題だし、そこに対しては、意思として、留まりたくないよな。一次反応は俺じゃないし、意思が俺だから。

自分がめっちゃ喋ったとして勝てなかったとして、なんで勝てなかったんだろう、アウトプットは悪くなかったのに、って考えるとして、それって実は、自分は喋ったし進んだと思ったけど、冷静に見ると大していいものができてないし、それは結局俺は大してパフォーマンス出せてなかった、ってことよな。うんそうよな、だから勝ててないわけで、だから選ばれないわけで、むしろ冷静な子が評価されたりすると。ああだからその意味で、自分が喋って物事をもってこう、っていうのは、間違ってた、のかなあ。1人で最初から最後までやるお題、ってことならそれでいいと思うんだけど、それでいいのかな。どうなんだろう。

流されないねえ。その意味で、変な人ってのはストーンになるよと。なるほどね。それっぽいものに対して、そうだっけ?ほんとにそうだっけ?ほんとに心を動かすものはなんだっけ?ってことを真摯に考えると、変な感じがする、ってのは、結局は自分で1人で考えないとコアな思考は出てこないし、それは、他人と一緒にわちゃわちゃ議論してもしょうがないんだよな。その意味で、GDとかだるいよな。人と協働する意味ってなんだろう。ドラッガーとか、4人で穴を掘るより1人で穴を掘る方が早いって言ってたしな。じゃあほんとに、人と協働することの意味って何?何か深いものを生み出す、ってことじゃないと思うんだけど。そうなると、ガンガン起業しないと社会に新しい価値は生み出せない、みたいなことにならんか。

人材として、いやもっと大きく取るなら、人間として、目標設定を自分でできることが本質的に重要であって、それができない人間に自由に議論で喋らせると、まじで瑣末なことに時間を延々と浪費して、しかもそれがアウトプットに乗らない、みたいなことが起こる。それは、別にやってもいいけど、俺はそこに巻き込まれたくはないし、生産性って意味で最悪だよな、という意味で、全体を見て今向かうべき目標はこれなのか、ってところを考えられないってのはすごくだるいし、それを俺がやることが正しいことなのか、というのは正直わからない。

マネジメントの仕事は目標を設定して動員することだとすると、そういうことできる人って少ないの?

全体の中で、何をどの順番で取り組むべきか、言い換えるなら、全体を見た中でどの部分に手を突っ込むべきなのか、そういう考え方ができないと、それは、生産性としてかなり低い。目標に対する努力の質とか量の問題よりも、正しい目標を選ぶ努力の質と量に注意は割かれるべきだし、じゃあ果たして俺がそれをやることに意味があるのか。俺がやっていいのか、その人たちが学ぶ機会が奪われないか?あるいは、俺がやらずに好き勝手に喋ったとして、あるいは好き勝手なことをやったとして、彼らが目標設定の重要性について学ぶことはできるのか。まあどうだろう。俺は正しい目標を設定できてたんだろうか。そして、それを人に求めるべきなんだろうか。何が結局のところ俺は言いたいんだろうか。

まず反省から行こうか。俺は全体が見えていて、正しい目標にみんなを向かわせることができましたか?いいえ、見えていなかったし、正しいところに向かわせることができませんでした。その意味で大変申し訳ないと感じます。その上で、基本的な議論の枠組みを今回やっと理解したことについては、大きい学びだったと考えています。

いや、だって、刺されたのって、なんで韓国なの?ってところと、韓国人のインサイトはなんなの?ってところだろ。それに対して俺たちは十分な時間とかリソースを割いたのか、あるいは、そもそも、それにいくら時間を割こうが構わないけど、リソースを割いたとして、十分な結果が、あるいはアウトプットが出せましたか?重要な部分がそこだってことを理解して、そこに真剣に取り組めたか?いいえ。まあだからそれは、俺が議論を把握できていなくて、そこが大変申し訳なかった。そうだね、そうだと思う。それに比べたら、クラッシャーって大したことじゃない。困ったのは、正しくない目標に議論を向けられることだし、それに対して有効な対策を俺が打てなかった、ということが俺が今回学ぶべき痛みだし、それに対しては有効な全体性を俺が今回獲得できて、しかも、その全体性の枠組みのうちどこに力を入れないといけない、言い換えるなら、どこが評価されるポイントなのか、ということについて俺が示れば、それは、動かせたかもしれない。ああ俺はバカだな。相手を動かしたいなら、相手の利益を考えればいいし、それは、今回だったら勝つことだろう。であれば、勝つためには、評価されるのはここだから、ここから攻めよう、ってことを言えたら良かった。し、それができないのは、俺が基本的な議論の枠組みを把握できていなかったことだと思う。相手を動かすことはこんなにも簡単だったし、それができないのは俺がバカだったからだ。相手が悪いわけじゃなくて、相手を動かす術を知らない、というか発案できない俺がバカだった。

今回の学びはなんだった?それは、まず、正しい目標を選ぶ努力ができる人が少ない、ということ。そしてそれを放置して好き勝手やらせると、非常に無駄な喧嘩とか生産性の低下とか無駄なコストとかもういろんな悪影響が出る。なのでその意味で、彼らを好き勝手喋らせてはいけない。でも、彼らがかなり喋りたい!とか、こうしように従ってくれない、というのであれば、それはまた俺の問題で、彼らの欲求がその先にある、ということを示せないのは俺の問題である。つまり今回なら、勝ちたいよね、勝つためには、こう考えるのがいいよね、それをなんなら社員の人から言質を取ったりして、ああじゃあ確かにそうしなきゃいけなかったんだな、ってことを理解してもらって、自分の利益になるからじゃあこの目標にこの順番でタイムフレームで考えよう、ってことを提示した上で、それが相手の利益になるんだってところまで俺は提示できないといけないし、今回俺にそれができなかったのは、まず枠組み自体を俺が把握しきれていなかったこと、そして、相手の動かし方について俺に正しい考え方、というか相手の動かし方を完全に失念していた、相手を動かせるって発想自体を捨てて、というか諦めてしまっていた、って状況がある。

でいずれにしても、てか学ぶべき点が2つあるとして、つまり議論の枠組みを頭に入れろ、もしも無いなら、どうやって議論していくべきなのか最悪でも話し合え、ってことと、もう1つ、その議論の枠組み、あるいは全体性を部分の構成について、あるいは議論の構成について、他者を動員しろ、つまり、そうすることが他者にとっての利益を最大化するんだ、ということをちゃんと伝えろってことだった。どちらもできてないから、その点で俺はバカだし、それでもまあ、そこまで気付けたからいいかな、とは思っている。

疑問があるとしたら、議論の構成に、あるいはフレームに普遍性があるのか、っていうところと、あーいや、でもそこかな。結局のところこう考えていけばいいよね、ってところに普遍性があるのか。それに関心がある。マーケだろうが事業開発だろうが。

結論は?議論の基本的な枠組みを頭に入れろ。そして、他者の欲求を利用してその枠組みに動員しろ。これが2つともできていなかったのが、俺は最悪だった。

ちょっと愚痴るなら、目標に対して努力することよりも、目標を選ぶことに努力してほしい。で俺がやってるのは、目標を選ぶことに努力した上で、そこに他者を動員することに対しても努力するっていう、2段上のことだなって。まあ確かに抽象度がここまでくると、だんだん差がついてくる気はする。

全体性の把握ができてない、そして、全体性を知ってたとしても、そこに他者を動員できない。それが課題だったよなって。

目標に対して努力することよりも、正しい目標を選ぶことに対して努力しないといけないし、それができる人がどうしても、どの場面でも少ないので、あるいはそこに対する払われるべき努力が議論の中で必要な量に対して非常に少ないので、俺がやることになると。それは、プレジのレベルでもそうなの?ってか一流企業でもそうなの?

はいすいません。聞いてなかったです。えーと、なんで俺の判断に丸め込まないといけないの?ただまあ、うーん、えー?聞いてなかった。もっかい聞こっと。

プレジレベルでもそういう人は少ないのか、そして、なんで俺の判断に丸め込まないといけないのか。その2つを聞きたいな。

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