一人じゃダメだ、騒ごう。助けてもらうために

一人じゃダメだ。

例えば、観点の網羅。

俺一人じゃ、全然ダメだ。

業界として、どういう特性があるのか、俺は気付きもしなかった。

人事の背景に、どんな懸念があったのか、俺は気付きもしなかった。

人と話す中で、俺には気づかなかった重要な観点がたくさん出てきた。

俺一人で考えてても、本当に重要なフレームワークには辿り着けなかった。

それじゃ、ダメなんだよ。

大事な分け方をきちんと使わないと。

俺一人で、イベントができたか?

俺一人で、受付も、誘導も、反省会も、コミュニケーションも、できたか?

できないよな、何人の方に、急遽手伝ってもらった?

俺は確かに、やるべきことがあるよ。

だけどな。

俺一人で、それができると思うなよ。

今のパートナーの子に、何回助けられた?

送っちゃいけないメールを、どんだけ止めてもらった?

倫理的にやばい行動を、どんだけ諌めてもらった?

俺一人で、何かができると思うなよ。

人手も、検討すべき観点も。

俺一人じゃ、全然足りないんだ。

俺にない強みを持った人に、助けてもらわなければ、うまくはいかない。

できるかもしれないけど、ただ失敗するだけだ。

価値提供ができずに、資源を浪費するだけだ。

だからな。

騒げ。

俺にない能力を持ってる人に助けてもらえるように、騒ぐんだ。

助けてください、って。

そしたら、助けてもらえることもあるから。

それでいいんだよ。


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