バリュープロポジションデザイン アイデアを高めるための本であって、アイデアを選ぶ為の本じゃないと思う

結論

悪い本じゃないと思います。ですが、アイデアを高めるための本であって、今の俺の段階としては、そもそもどのアイデアをやるんだっけ、と言う状態なので、ちょっと違かった。

つまり、まずこれからアイデアを出して、そしてそのあとで、じゃあどれやろうかな、というのを選ぶと。

なので、どれやろうかな、が決まってたらこの本は有効だったと思うけど、俺の段階がそこではない。から、へー、と思った。滑った。

ただし、論理的に考えて行動を設定して実行してFBを得て、というサイクルを回そうというのは良かった。

特に、行動を論理的に考えて体系的に計画して実行していこうね、というところが。無駄に動いちゃいけないし、だからって動かなかったらいけない、という。



可愛い本だな。逆から行くと、ダメなアイデアを作るために、みたいな裏表紙?というか裏面になっている。

いいなと思ったのは、最初はキャンパスから、次にデザインと調査、で、そこがわちゃわちゃって書かれてるのよな。で、それをやっていくと徐々に線が落ち着いていく、ってことになると。ああいいなあ、と思った。そんな感じだろうな、確かに。やりながら複雑を解いていく、っていうね。

想定し、観察し、検証するのが顧客課題だよと。で、それと、顧客に提供する価値、というか利益が大事だよと。

なので、顧客に対して結局はどんなメリットを提供できるのか、と言うところと、顧客はどんな課題を持っているのか、と言う二つが大事。顧客と、それに対するメリット。まずは顧客の課題なので、そちらから。サービスの方では顧客の負を解決するってことあるいは顧客に対してメリットをもたらす、よりポジティブな方向に顧客を持っていく、でそれは実際にどうやるのか、って三つのセグメントに分かれる。で、顧客の方は、顧客が達成したいこととか具体的な恩恵と、顧客が感じてる課題間、そして顧客がどういうことをしたいのかって顧客の意思がある。で、顧客側と提供価値がガチっと噛み合うところでビジネスをやれと。まあそれはいいとして、提供価値の方を三つに、と言うかまあ実際には二つに分けたってのはいいね。毛がひらけた感じがある。そうやって整理していけばいいのか。

顧客が考えてることは、自分の感情、安心するとか心配するとかと、他者の視点のこと、これで恥ずかしくないかとか仕事ができると思われるかとか。と、仕事的な内容、効率的に仕事するための障害とか、があるよと。

なんかな、、うーん。

顧客から入れと。で、顧客は結論何がしたくて、だから何があると嬉しくて、今は何に困っているのか、というね。3つのフレームで分けて考えろと。

どんな人のどんな課題を解くのか、ってところが最終的に考えるべきことであって、細分化する前に、もうちょっとアイデア段階から考えた方が良くない?俺の中に今、いけてるアイデアがないのよ。これやりたいなあ、これは価値あるだろうなあ、みたいなものが。事例を増やしたら解決する?んー、もうちょっと分解できる気がするな。頭起きてきたわ。

どんな課題を解決する手段か、どんなメリットを埋める手段か、それに対してどんなサービスを当てられるか。その辺を製品としてまとめることになるよと。

ああで、顧客の課題に対しては課題を解決するものを当てないといけないし、顧客のポジティブを増進するものにはポジティブを増進するものを当てないといけないよと。なるほどね。二つ同時、よりは分けた方がいいのか。まあ確かにな。ぼやけるか。

状況に対して、事前にアイデアを練ったらうまくいく、ってことではなくて、体系的にアイデアをテストしていって、顧客とか現実からのインテグリティを受けて、それを繰り返せるといいよと。なるほどね。現実に対して体系的に試行錯誤していけと。思考の世界ではなくて。

よく考えないといけないし、適当に行動しても俺の行動力が浪費されるだけだとは思うが。しかし、論理的に考えて、論理的に行動をセットして実行していく、ってことをできるかどうか、ってところに、結局は、起業もイノベーションもスタートアップもかかってるんじゃないか。

あんまり、アイデアの温め方、みたいなことを読んでも、あまり意味ないのではないか、という気がしてきた。それよりは、行動してみたいなと。アカウント作りたいなと。電波さえあればできるなと。

と思う一方で、まあ走り出す前に、もうちょっと待て、そっちもやばい道な気がするから、というね。感覚と嗅覚と、そんな感じで、やばそうと思ったら一回考えよう。てか、全体通して他の選択肢を検討しよう。

悪い本じゃないのかもしれないけど、俺にはまだ早かった。アイデアがちゃんと固まってないフェーズだと、これはアイデアを高めるものなので、どのアイデアを選定しようか、ってことに対するプラスにはならない。と俺は思った。

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