抽象的な目的に対して、具体的な目標をどう設定するのが正しいか

明確な目的を持って、そこから逆算して、今何をするべきなのかをデザインして、そのために端から見たら有り得ないくらいの努力する。

これが確かにベスト。

でも、これができるのは、極めて明確な目的を持った人だけ。

そんな人は、1%もいないんじゃないか。

俺だって、そんな目的は持ってない。

じゃあ、どうする?

抽象的な目的に対して、どうやって具体的な目標を置く?

そして、目的に対して確実に早く進んでいく?

答え。

2つのことを意識しよう。

1つ目。

上を見て、差分を感じながら、目標を立てて努力しよう。

ポイントは、追いつけねえよ、みたいな人と働くこと。

自分で目標を立てても、ふわっとした目的に対して目標を立てたところで、建てるのが難しいし、それに対して努力するのも難しい。

でも、すげえな、って、見上げてだいぶ距離を感じる人と働ければ、その差分を埋めるために努力できる。

だし、その人の努力を見れば、どんな努力が必要なのか、何をしなきゃいけないってこととか、どのくらい努力しなきゃいけないってことがわかる。

要は、これをやればいいんだ、ってことが、わかって便利。

例えば俺の場合はどうなってるか?

漠然とした目的なら持てる。

世界を正しい順番に並べ替えたい。とか。

世界を正しい状態に戻したい、とか。

つまり、混沌とした状態に入って、正しい順番に並べ直すことで、世界を正しい順番に戻したい、そういう価値提供を俺はしたい。

そこまではわかる。

でも、じゃあそこからどうすれば?

目的に対して、目標を置こう。

学生なら、正直、こっからどうすればいいかはわからない。

あのね、これは本当に普通のこと。

学生の時に思い描いてることなんて、全然馬鹿げてて。

それは普通のこと。

だからどうするか?

働き始めちゃえばいい。

そしたらすぐに、自分が馬鹿げてたことを言ってたな、ってわかる。

その上で、でも、自分の目的を達成するってことは忘れちゃいけない、てか、ブラしちゃいけない。

だから、そこでできることを全力でやっていけばいいし、つまり、目的に叶う目標を立てて、それを全力でやればいい。

それをやってれば、あとはなんとかなると思う、多分。

なので、入った場所で、目的に近づく目標を立てて頑張る。

かつ上を見て、差分を感じるってのが大事。

化け物みたいな上がいると、ああこんなに努力しなきゃいけないんだ、ってわかる。

つまり、ふわっとした目的と目標に対して、でも実際はこのくらい努力するのが当たり前なんだ、っていう、こういう努力をこれくらいすればいいんだ、ってのがわかる。

だから、それを真似しながら、目標に取り組める。

そうすると、目的に向かう目標を高く持てるし、努力の方法も強度もわかるでしょ?

つまり?

結局は、目的に向かって目標を立てて、実行していければいい。

そしてそのためには、何をすればいいのかって方法と、それをどんだけの強度でやればいいのかって、必要になる努力の莫大さを感じられた方がいい。

そのほうが、こんだけ頑張るのが、こんだけ早く成長してくのが普通なんだ、って、当たり前の基準が上がる。

そういう人と働けるか、っていうのは、すごく難しいけど、運だけど。

でもすごく大事。

褒められてても、能力はたいして変わらないから。

化け物みたいな上を見て、ああ自分は全然ダメじゃん、努力ってのはこういうことをこんだけしないといけないんだな、ってのを、思い知って、傷付いた方がいい。

だから、そういう人を探して、一緒に働ける状況を取りにいくのがいいと思う。行けるならね。

そういう場所にいられて、自分と上の差が大きくて、頑張らなきゃ、って押しつぶされそうなくらい感じるのは、人にもよると思うけど、目的に向かって早く進める、って意味では、すごくラッキーなことなんじゃないかなと、個人的には思う。

辛かったら無理しない方がいいと思うけど。

なので、目的に向かって、上を見て、目標をセットして、努力できる環境、ってのがまず一つすごく大事。

2つ目。

目的のために目標を置いて達成していっている人、つまり活躍してる人から、情報収集すること。

正しいかわからないし、いろんな選択肢が見えてないから、いろんな人と話すことも大事だと思う。

やりたいことをやってる人、特に、俺と近いやりたいことを俺と近い形でやってる人と話せるといいな。

佐藤可士和さんとか、俺はおすすめです。

そういう人がいたら、話を聞きにいった方がいい。と思う。本読んでもいいしね。



うーんまあだから、結局は、目的に対して、目標を置いて、努力すると。

その上で、似たことを成し遂げた人を見ると、ああこんだけ努力しないといけないんだ、ってことがわかる。

そしてそれは多分、想像を凌駕する。

毎日、こんだけ努力するのか、ってのは、なんかもう、圧倒されて、絶望しかける。

けど、本当に目的に向かっていきたいなら、それはできると思う。

だって、同じ人間だから。

やる前には、大きな差があるなって思うと思うけど。

でもそれは、基準に差があるから。

こっちもやり始めちゃえば、そしてそれが一定普通になれば、差はそんなに大きく開かない。

差を縮められるかはわからないけど、同じくらいのペースで成長はしていける。

つまり?

目的に向かって目標を置いて、成長していく。

結局は、それが大事。

ただし、成長スピードってのは、自分が頑張ってる、と思っても、全然ダメだったりする。

だから、実際に成し遂げてる人といた方がいい。

そうすると、ああ、こんなに早く成長することが有り得るんだ、そんな人がいるんだ、ってことがわかる。

そして、その人たちがどう努力してるのかってことも、一緒に働いていればわかる。

そしたらあとは、自分もそれをやるだけ。

まあ自分なりに改変していってもいいかもしれないけれども。

自分一人で頑張ろうとしても、それは結局、おままごとみたいなもの。

そうじゃなくて、お化けと一緒にいる。

そうすると、ああ、これは、こんだけやらないといけないのか。

これが、成長するってことなのか、ってわかる。

それが、すごく大事な気がするけどなあ。

それができていれば、いいんだと思う。

どこの場所にいるか、ってことよりも。

まあそれは、目的にもよると思うけど。

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