頭がいい、ということについて
本当の頭の良さって何か。
2年前の自分とか、高校の時の自分とかに対して書いてる感覚。
頭の良さは、3つの能力から構成される。いずれもスキルだと思う。
論理性、行動力、前のめりであること。
この3つ。
構造としては、前のめりであることが下部構造で、論理性と行動力が上部構造。
上から行くか。
論理性とは、考える力。
もっと噛み砕けば、たくさんの情報を並べて、それを正しく並べる力。
できる限り多くの情報を構造化し、構成する力。
抽象度を揃えて関係性を整理して、正しい順番を付ける力。
ただこれは、正直そこまで差がつかない。
これは、誰がやっても大体同じになる。
数学の問題とかに近い。
与えられた条件に対して正しく処理すれば、同じ順番に帰結する。
行動力は、差がつくところ。
考えるために、インプットが重要である。
考えることのアウトプットの質を決めるのは、インプットである。
インプットの量と、質。
そして、特に質で差がつく。
自分の体験。
これ以上に、質が高いインプットはない。
これをどれだけ取っているか、そこに思考の質が左右される。
顧客をただ想像するのか、100人の顧客と実際に会話するのか。
それによって、解像度は全く異なるし、出てくるアウトプットの質も決定的に変わる。
自分の体験を大量に取ること。
これが行動力であり、考えることの質を決定する。
で、その行動力を支えるのが、前のめりであること。
世界に積極的に関与する、という態度。
頭がいいやつは、ここでコケがちである。
だけどさっきも言ったように、頭の処理は素晴らしくても、インプットがしょぼいのであれば、大したアウトプットは出ない。
それでいいというなら止めないけど。
つまらないし、持ち腐れになる。
前のめりの対極が、白けていること。
何のためになるの?とか、だから何?とか。
それは、他者から与えることを待たないで、自分で定義しに行くものだろ。
前のめりになる背景は、色々あると思う。
責任感、つまらなさ、優越感、まあ色々だと思うけど。
俺の場合は、つまらなさが強い気がするな。
あと、与えられてばかりという違和感。