大事なのは、ふわっとした目標に全力で走って、目標を明確にしていく力
さっきも載せたけど、これね。
アイデアは、明確な形では生まれない。明確にするためには、曖昧なアイデアに向かって行動しなければいけない。
行動する中で、アイデアは徐々に明確な形になっていく。
だから、曖昧なアイデアに対して本気で毎日を走れるか、そこが重要なんだ、って話ね。
ハーバードコミュニティーを繋げたいと思ってfacebookを始めたし、いずれは誰かが世界中を繋げると思った。だけど、それがまさか自分たちになるとは思っていなかった。
でも、毎日やっていったら、徐々にどうやって世界を繋げればいいのかが見えてきた。
そういう話です。
あるいは、楽天の三木谷さんも、最初からECをやりたいと思ってたわけじゃない。
元々は、日本を元気にしたい、って言って仲間を集めて、そんなかで100個くらいのアイデアの中からどれがいけそうかって話し合いをして、ECが一番いけそう、ってことでECを選んだだけ。
サイバーエージェントの藤田さんも、すごい会社を作りたい、から初めて、別にインターネットの会社が作りたい、とかって最初から思ってたわけじゃない、って話だったはず。
最初は営業の請負会社からだったしね。
なので結論、最初は目標とかアイデアとかは、ふわっとしたものである。
そりゃ、成功までの道筋が明確だったらみんなやってるよ、って話だしな。
成功する最終的なイメージも、そこまでの道筋も、ふわっとしてて、全然具体的じゃない、ってところから始まるしかない。
いくら他人の事例を読んでも、それは結局は他人の事例で、一定の示唆は得られるけど、自分がそれをそのまま真似できる、ってわけではない。
だからね。
結局は、曖昧な、ふわっとした、よくわからない、現実的じゃない、そんなアイデアとか目標に向かって、本気で走れるか、ってことだと思うんだよな。
自分でスケジュールを引いて、行動して、徐々に明確にしていく。
方向性を得ていく。
そういう力が大事なんじゃないかな。
それ本当にできるの?とか、本当にやりたいの?とか。
まだやってねえんだから知らねえよ。
でも、やってればもっとわかるから。もっと見えてくるから。
そう思って、本気でやっていけるか、というところが、結局は一つの大きな人間の力な気がするな。
それが全て、とは全然言わないけどね。
ただ、俺はそれをやってる方が、気が張ってて楽しくはある。