目標にはフレーズがないと俺はダメだ
なんか、わかりやすい目標って大事だよな。
結果が欲しい、ってのはつまり、夏インターどっか受かりたい、できればエストニアにいる間に、ってことよな。
この期間でこれを1つやりたい、みたいな目標があると頑張れる気がするなあ。
3ヶ月で1000時間、とか。まあでも、今から突然2ヶ月で本15冊、とか言われても全然グッとこないな。
要は、そういうなんか謎の何に繋がってるのかわからない、というかもはやほとんど何にも繋がってない目標ってのはあんまりな。
やっぱある程度、どっかに動機がないとなんだよな。
その上での目標じゃない?
じゃあその動機ってなんだろう。
誰かが関わってるよな。
部活のメンバーに迷惑かけた。親に金払ってもらって留学来てるのに英語がわからなくて何もできない、帰国を伸ばすからには一つ結果が欲しい。これは親に悪いってことか?
誰かに申し訳ないことしてるな、っていう感情と、じゃあそのためにこの期間でこれを達成しよう、って目標があるとやれる気がする。
そして、それの目標の達成自体はあんまり嬉しくないんだよな。
やってるうちに、それ自体がある程度楽しくなってくる。
そういうもんじゃないと続かないって気もするし、やってれば楽しくなるのかなって気もする。
あとは、フレーズも大事だよな。
スタメンになる、英語話せるようになる、結果出す、ってのはつまり留学のばし多分就活で結果出して正当化したいと。ってか、予定より遅くなるのは格好悪いと。親にも奴にも申し訳ない。
要は、その目標を達成したときに、どういうことが起こるのか、ってことが見えてないときついよな。
imageとdisciplineって昔言ってたけど、そこに戻ってきた気もする。
要は、本を2ヶ月で15冊読むって目標があったとして、それを達成したらなんなの?っていうイメージが見えてこないんだよな。
目標っていうのは期限の付いたタスクだけど、それはやっぱ手段でしかなくて、それ自体は特別なもんじゃない。
その目標を達成するとこういういいことがある、その目標を達成するとこんなにかっこよくなれる。
そういう、目標の先のイメージがないと、目標ってただの徒労な感じがするんだよな。
とは言え1年後なんて想像つかないから、とりあえず3ヶ月くらい、あるいはそれより少し短いぐらいの期限設定が俺には向いてるってのはそういうことなのかもしれない。
まだから要はさ、仕事とかしてて、いついつまでにこれをやれって言われるのってまるっきり目標だけど、それやったらなんなの?っていうのがわからないときついよな。
そういう、目標に対して、目標を達成した先にどういう理想のイメージがあるのか、っていうことが紐付いてないのはダメな目標と呼ぼうか。
逆に、この目標を達成したらスタメンでかっこいい、とか、英語で人と喋っててかっこいい、とか、結果出せてかっこいい、みたいな、目標達成の先のイメージが見えてて、しかもそれに憧れてる状態、そのイメージが俺に対して求心力を持ってるって目標を、良い目標、あるいは正しい目標って言おうか。
まとめると、目標っていうのは期限付きのタスクである。
いつまでに、これを達成しろ。
これが目標。ここまでは良いも悪いもない。
が、その目標を達成することでこうなりますってイメージがあるかどうか、そしてそのイメージに俺が憧れてるのか、つまりそのイメージを実現したい、と思えるかどうか。
目標に対して、これかっこいい、って俺が憧れるイメージが付随してるかどうかが、良い目標と悪い目標の見分け方だと思う。
そんで、そのイメージを一言にまとめたもんがフレーズなんだろうな。
スタメンになりたい、とか、英語で人と話したい、とか。
目標を達成したら、こんなかっこいい状態になれる、ってその状態を短い言葉でパッと表現できるもの。それがフレーズ。
目標には、フレーズが付随してないと俺はダメだと思う。
こういうことを達成しよう、だってそれができたら、こんなかっこよくなれるんだもん、っていう、すごい単純な人間なんだなってことが理解できた。