俺個人の図式

人から感情的に何かをぶつけられた時に動揺するのは、俺の意見を唐突に問われるからだろうな。

俺はそんなに頭の回転が速くないので、大事なことは何か、ということについてはある程度考えて短くまとめておかないと、その場でパッと思いつけるわけじゃない。

だからなんかを感情的に突然言われた時に、それに対して俺がどう思うのか、というかどういう方針で対応するのか、というのはちょっと考えたいんだよな。

まあ一回考えて納得すれば、あとはそれを使い続けるんだけども。

まいいか。

俺はどういう人間になりたいのか、ということを考えていて、結局今わかっていることは、俺の自然状態、あるいは一時反応ってのはクソなので、それを監視する理想的な俺がいる、っていう図式が有効であること。

要は、俺って人間は元々ダメなやつなので、それに首輪をかけて手綱を持っている理想としての俺の存在があると。

ただ同時に、それはダメな俺の反射でもあるので、つまり、俺が普通にしてるとすぐ怠けて頭も悪いし感情的になるし、その時にそれに気付いて反省として、ああこれじゃだめだ、もっとこうしないと、っていう、悪い現状の俺を反射しての理想の俺であるので、理想といったところで完璧じゃないんだよなってのは思うよな。

まあ完璧なものなんてないと思うけども。

要は、俺が気付けてこうしたらいいんじゃないかって思える範囲に限定されてしまうので、そこがネックだなと思っている。

理想を描くにも、俺が知ってる範囲でしか描けないんだから、それってなんか理想としてどうなんだろうなっていう。

まあしょうがないか。

理想をちょとずつ更新していくしかない。