憧れる人はいないが、憧れる犬はいる
自己分析をしていて。
憧れる人って誰だろうな、と考えると、あんまパッと出てこないんだよな。
でも、憧れる存在ってなんだろう、と思うと、すぐに出てくる。
俺が3歳の時にインドに行って、そこにいた犬なんだよな。
俺がインドで泊ってた家では3匹くらい犬を飼ってた。
どれも元々は野生の犬だったんだけど、なんか飼われることになった犬たち。
元々野生だから、鳥の骨とかでも喜んでバリバリ食べるし。
でね、1匹はゴールデンレトリバーみたいなデカい犬。
あとの2匹は、トイプードル的な小型犬。
で俺は、でかい犬が好きだった。
トイプー達がわんわんキャンキャン言ってまとわりついてくるのを、別に邪険にあしらうでもなく、じっと受け入れている。
なんかそこが、すごいいいなと思ったんだよな。
俺が枕にして寝ても、別にまあいいよ、って感じで、吠えるでもなく、逃げるでもなく、普通にじっとしてる。
そういうのがいいなって、思った記憶がありますね。
弱いものを守る強い存在、っていいなって。
その犬を見ていて思いました。
憧れ犬。