原体験がない俺たちは、更新し続けるしかないんだ
島田紳助さんとか、あとは元上司とか。
元から原体験がある人っているんだよ。
過去にいじめられた、とか、家が貧しかった、とか。
そういう人たちは、頑張る理由を与えられている。
まあ、必ずしも、とは言わないけども。
でも、showroomの前田祐二さんも元々母子家庭でお金がなくて、ってところからでも活躍できるってところが原体験で、投資銀行でめっちゃ活躍してた時期があったりとか。
島田紳助さんも、母子家庭で貧しくて、お金を稼がなきゃ、と思って、スポーツもできないし勉強もダメだけど、芸能界ならいけるんじゃないか、ってところがルーツだったりとか。
元上司にしても、イランでめっちゃ周りが大変で、それをなんとかしたい、と思ってるから働く、とか。
まあ要はさ、過去にすごく辛い経験がある人ってのは、それがあるから頑張る、ってことができるんだよな。
まあそれだけ辛いってことなので、そう簡単にいいなあ、って言えるもんではないんだと思うけど。
でさ。
世の中の大半の人は、そうじゃないと思うんだよな。
就活で自己分析して、自分は何がやりたいんだろう、とか。
自己分析しないと出てこない時点で、まあそこまで強くやりたいことはないんだろうなと。
俺もそっち側の人間でさ。
明確に何か原体験があったりとか、強くこれをやらなきゃって使命感があるような経験があるわけじゃない。
で、も。
俺はやっぱ、頑張ってる方が好きなんだよな。
だから、どうしようかなって。
結果、原体験を作ろう、更新していこう、と思うんだよな。
俺は確かにこれまで、辛い体験とか、強い使命感を持つような出来事にあたったことはない。
だけど、それを後天的に自分で作ることはできると思う。
例えば、ボランティアやるとか、どんな困っている人がいるのかを調べるとか。
そういう人たちと会ってみる、とか。
そういうことを通して、この人たちのために頑張ろう、って原体験を自分で作ることはできると思うんだよな。
世界から辛い体験を与えられなかった俺たちは、自分で、行動の源泉となるものを作るしかないと思うんだ。
それを、本気でやっていきたいよな。