受験勉強ができないから頭が悪い、なんて思わなくていい
高3の受験の時に、俺は1日13時間とか勉強してた。
1日で、英語と数学と社会と理科と、、みたいに。
頭に入れた情報を忘れないように、とにかく繰り返し情報を確認してた。
その結果、たくさんの情報が頭に残ってて、その結果、偏差値が高くて、受験に受かって、早稲田に入ったと。
で。
受験が終わって、1日に13時間も確認することがなくなった。
そうしたらどうなったか?
受験でやった勉強を、俺はもうほとんど覚えてない。
世界史もそうだし、理科もそうだし。
数学ももうわかんないな、公式とか忘れちゃった。
英語はまあ、高校の時よりできるかな、留学とか行ったし。
国語は、現代文はまだしも、古典はもうわからない。
漢字とかも難しいな、書けない。
ということで。
受験が終わって、情報を確認しなくなったら、全部忘れちゃったわけですよ。
でね。
果たしてこれで、俺は頭がいいと言えるのか?って話だよね。
早稲田の大学生なのに。
つまり受験期の頭の良さってのは、頭に残っている情報の量で決まる。
頭の中にたくさん情報があったら頭がいいし、少ししかなかったら頭が悪い。
と、受験生は言われる。
でもさ、頭に情報を残すためには、もうひたすら、毎日確認し続けるしか無いんだよね。
だから、俺は毎日13時間とかかけて、ずーっといろんな科目の情報を確認していたわけで。
そうやって、何度も何度も何度も同じ情報を確認して、しばらくの期間は忘れないようにしてた、ってだけで。
俺の友達で東大の理三に行った子も、友達とご飯食べに行った時にも参考書を読んでた、って聞いた。
そのくらい、とにかく時間が少しでもあれば、情報を忘れないように確認する。
そうやって、頭にできるだけ多くの情報を残す。
それが、受験で言われる頭の良さです。
となった時に。
塾に来てる子で、自分は頭が悪い、って言う子がいるけど。
それはどうだろうね。
何度も言うけど、受験ってのは結局のところ、大量に時間を投下して、情報を忘れないように何度も何度も確認して、頭に残しておく、ってことでしかない。
となった時に、君って、1日に何時間勉強してる?
僕は1日に13時間とか、少なくとも10時間はやってたよ。
君の勉強時間は?
少なかったら当然、情報は頭に残らない。
それを、頭が悪い、って勘違いしてない?
頭が悪いんじゃなくて、確認してないんでしょう。
それは、頭が悪い、ってことではないよ。
単に、確認してないだけ。
単に、情報の確認に時間を割いてないだけ。
頭が悪い、ってことはないんだよ。
やればできる、ってだけの話だから。
まあ別に、急に最初から13時間やれ、とか言うつもりはないけど。
まあ、1日10分とか勉強する、というか確認するだけでも、結構違うと思う。
その上で、自分がどのくらい勉強を頑張りたいのか、で勉強時間を決めるといいと思います。